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道の駅・大阪万博・力道山の共通点は?答えは…ソフトクリームブームの火付け役!【7月3日はソフトクリームの日】

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日世の担当者に色々と聞いてみた

―創業者の田中氏はなぜ「ソフトクリーム」が日本でも流行すると思ったのでしょうか?

1945年、第二次世界大戦で負けた日本は、戦後の復興に向けて、街を作り、工業を起こし、経済を活発にしようと奮闘しました。景気の回復が見えてきた1950年に、旧友の商社マンから、米国で流行中のソフトクリームの話が持ち込まれ「これからの商品だ」と紹介されました。

日世の前身「二世商会」は日系二世が中心になって創業した貿易商で、日本に駐留する連合国軍の店舗に、日本のおみやげ物を卸売りしていました。日本に駐留する連合国軍(米軍)キャンプでは、すでにソフトクリームが食べられていたこともあり、創業者たちは、ソフトクリームは日本でも人気になる! と考えたようです。

―日本に「ソフトクリーム」を紹介するときに苦労されたエピソードはありますか?

「ソフトクリーム」を日本に! と考えた創業者たちは、戦後の厳しい輸入規制のなか、日本国政府と輸入許可を巡って掛け合い、ようやく1年後に、米国スウェーデン社のソフトクリームフリーザー「1-95A3 型 (通称チャレンジャー)」を10台輸入することに成功しました。この時、何度も申請を行うなどして、大変だったようです。

ほかにも、いくつもの困難を乗り越えていますが、たとえば、コーンの輸入時には数量規制がされていたうえに、貨物船で運ばれてくるので、湿気る割れるなどの問題がありました。また好不況の波の影響を受けるなど、さまざまな困難な経験を経て、コーン、そして、フリーザーを自社生産するなどして、自分たちで、都度、波を乗り越えています。

―ソフトクリームはどうするのが一番おいしい食べ方でしょうか?

おいしさの感じ方は人それぞれですし、環境も大きいですが、ソフトクリームを召し上がるときの心理的側面も大きいと言えます。2005年、2013年、2020年にそれぞれ別の目的で消費者調査を行ったところ、結果として同じ回答が出てきました。それは……。

「ソフトクリームは、誰かと一緒に食べる食品」

親子や家族、パートナーや友人など、大切な人と一緒に食べることで、幸せを感じ、それぞれに「忘れられない思い出」が刻まれていくのかもしれません。

食品は「味」に注目することも多くなりますが、最もおいしい食べ方は、大好きな方と一緒に食べることではないでしょうか。

―楽しいホームページについてもお聞きしたいのですが、「ステーショナリーハウス」がとても充実していますが、なぜ、ソフトクリーム以外のさまざまなダウンロードコンテンツを公開しようと考えたのでしょうか。

最大の理由は、ホームページに集まっていただきたい気持ちと、訪問してくれてありがとうという気持ちからです。

ソフトクリームのメインの購買層は「子育て中のお母さん」ですので、親子で楽しめるコンテンツとして、「あいうえお表」「九九まる暗記表」などのステーショナリーをご提供したり、オリジナルソフトクリームデザインコンテストなどを開催したりしています。

ニックン&セイチャンは、日世のソフトクリームのそばに居る双子のキャラクターであり続けるためにキャラクター商品の販売はしませんが、大人も使えるさまざまな種類のダウンロードコンテンツがありますので、そちらを楽しんでください!

-今後の展望を教えてください!

日世の企業理念は、

「世代や国境をこえて、美味しくて・楽しくて・夢のある商品をおとどけすることにより、多くの人々に潤いある食文化を提供する企業であり続けること。そして、世界中の人々の幸福と健康のため、人にやさしく・地球にやさしく、社会や環境との調和を目指すこと」です。(代表取締役 社長 吉田文治 挨拶より)

“いっしょに食べることで、こころがとけあい、絆が深まる”

そんな幸せな実感をくれるソフトクリームを通して、私たち日世は、これからも笑顔あふれる素敵な時間をお届けします。

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我々が何気なく口にしている「ソフトクリーム」。今や観光地からコンビニまで、さまざまな場所でその存在を当たり前に感じることができるが、もし、72年前に「ソフトクリーム」が日本に紹介されなかったとしたら、ソフトクリームを知らない人生を歩んでいたかもしれない。

湿気やすいコーンも国内生産となったため、あのサクサク感を楽しむことができる。もし、フニャフニャのコーンが当たり前だったら、今のような「ソフトクリーム」のおいしさを感じることもなかったかもしれない。

7月3日は「ソフトクリームの日」。

今日くらいは、ソフトクリームに思いを馳せてみるのもいいかもしれない。

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日世公式Twitterでは新製品情報やレシピが、日世公式Instagramでは、全国のソフトクリーム情報が素敵な写真と一緒にまとめられているので、こちらを参考にソフトクリーム探訪の旅に出かけてみてはいかがだろうか。

日世ソフトクリームランド(NISSEI Softcream LAND)
https://www.nissei-com.co.jp/softcreamland/

※キャラクターグッズ類の販売は行いません。
※当社のキャラクターニックン&セイチャンは、ソフトクリームの販売促進に限定して活用するため、コラボレーションの企画提案はお断りします。

ライターときどき編集。FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスライターに。日本語が好き。辞書を引くのが好き。レトロなものが好き。最近はおもしろいアニメや漫画探し、ダンスの動画視聴にハマっています。好きな食べ物はわかめとヨーグルトで、書くジャンルは雑多です。

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