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道の駅・大阪万博・力道山の共通点は?答えは…ソフトクリームブームの火付け役!【7月3日はソフトクリームの日】

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「ソフトクリーム」と「アイスクリーム」何が違う!?

※画像はイメージです(以下同じ)shutterstock.com

さて、そんな「ソフトクリーム」であるが、「冷たくて甘くておいしい」という共通点も多い「アイスクリーム」は違うものなのだそうだ。その違いを説明できるだろうか。

違い1:製造されてからお客様が食べるまでの距離と時間!

「アイスクリーム」は大きな工場で何百、何千ショットという単位で製造される。その工場から、問屋に運ばれ、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、町の駄菓子屋さんなどに輸送され、ストッカーに置かれる。

お客さんが購入し、自宅の冷凍庫に保管されてから食べられたりもする。工場で作られてから食べられるまで、はるか遠い距離と長い時間がかかる。

「ソフトクリーム」はというと、販売店で、フリーザーに原料が仕込まれ、その場で製造されている。お客さんが注文すると盛り付けられて、渡され、その場で食べる。これ以上ない短い距離で、これ以上ない短い時間のうちに消費される。つまり、「つくりたて、できたてのアイスクリーム」それがソフトクリームだ。

違い2:温度!

「アイスクリーム」は製造後、長距離を長時間運ばれる。途中で溶けないよう、容器に詰められ、-30℃以下で急速冷凍される。運搬や保管時の温度は-25~-30℃販売する時には、-18℃以下で売られているという。

「ソフトクリーム」は、目の前のお客さんがその場で食べるので、超低温に冷やして固める必要が無い製品温度は-5~-7℃で、最適な味と感じられるように作られており、アイスクリームのように固めないでそのまま食べる。

違い3:空気の含有率!

空気を含まないとカチカチに氷結してしまうため、クリームになるようにアイスクリームもソフトクリームも中に空気(気泡)が含まれている

一般的に、「アイスクリーム」は、空気が多くてふわふわしている
「ソフトクリーム」空気が少なくてしっかり原料ミックスが詰まっている

-18℃でもスプーンがさせるようにやわらかくフワッとさせるために、アイスクリームの方が空気を大量に含んでいる。

ちなみに、5月9日が「アイスクリームの日」である。

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