アメリカ・カリフォルニア発のサラダバー＆グリルレストラン「シズラー」。現在東京・神奈川（横浜）に10店舗展開し、70種以上並ぶプレミアムサラダバーが人気だ。トレーニングやボディメイク中の人にもおすすめだとYouTubeで話題になってから、筋トレ中らしき男性客を見かけることが多くなったと筆者は感じている。そこで今回は、bizSPA!フレッシュ世代のビジネスマン2人を連れて、シズラーの魅力を十二分に味わい尽くす攻略法を、東京国際フォーラム店にて取材した。

週1-2回ジムに通って筋トレするシズラー大好きツカ（30歳・左）とベッチ（26歳・右）

【シズラー攻略法1】70種類以上！まずは焦らずサラダバーメニュー全貌を把握せよ

レタス、ガーデンミックス、有機水菜、有機小松菜、ケール、オニオンスライス、ボイルキャベツ、彩り野菜サラダ、ブロッコリー、ミニトマト、豆腐

シズラーのサラダバーはとにかく種類が豊富だ。全種類を食べ尽くしたいのは山々だが、まずは全体をざっと視察し、「これは外せない」「ここにボリュームを割きたい」というメニューや食べる順番などをチェックしておきたい。

ビーツ、パプリカ、カブ、シュレッドハム、海藻ミックス、サラダセロリ、アルファルファ、カイワレ、寒天、スイートコーン、キュウリ、チョップドエッグ など

サラダコーナーだけでもこんなにある。ビーツやサラダセロリ、アルファルファといった珍しい食材も。筋トレ・ボディメイク中の人にはお馴染みのブロッコリーやケールもたっぷり食べられる。さらに有機ミズナや有機小松菜のみずみずしさは一度味わうと忘れられないシャキシャキ感だ。

「ノンオイル和風ドレッシング」、酸味をおさえたマイルドな「マヨネーズ」、「シーザードレッシング」、パセリやディルなどのハーブ香る「グリーンゴッデス」、「オニオンドレッシング」、「野菜ドレッシング」

左からオリーブオイル、甘さと酸味のバランスがよい「バルサミコビネガー」、マイルドでさわやかな「白ワインビネガー」、コクと深みのある「赤ワインビネガー」

ドレッシングやビネガーも充実している。ヘルシーにキメたいなら塩とビネガーで調味するのもおすすめ。

スパイシーチキンガンボスープ

この日のスープはコーンスープ、ブロッコリーチャウダー、スパイシーチキンガンボスープの3種類。クルトン、ソーダクラッカーもお好みで。

タコミート、ナチョチーズ、コーンチップ、フラワートルティーヤ

好きな人にはたまらない、オリジナルのタコスやナチョスが楽しめる夢のようなコーナー。

スライスオリーブ、スライスハラペーニョ、チャンキーサルサ、アボカドディップ、チョップドオニオン、植物性シュレッド、サラダ菜

タコミートやナチョチーズと共にトッピングしたいサルサやアボカドもバッチリスタンバイ。

コーンチップ＋タコミート＋ナチョチーズ＋サルサ＋シズラーピクルス（青トマト）で創作料理

コーンチップのトッピングは無限大。バリエーション豊かにいくつも並べれば映えオードブルの出来上がりだ。

シズラーピクルス、コールスロー、ペンネのジェノバ風サラダ、エッグ＆ベーコンポテトサラダ、ツナ＆エッグクスクス、チュニジア風人参サラダ、カリビアンチキンサラダ、シーフードサラダ、タイ風春雨サラダ、ミックスビーンズ

2〜3カ月でメニューが入れ替わるデリサラダコーナーも目移りするラインナップ。デパ地下などで買うとかなりいいお値段がする、手間も材料費もかかるデリサラダ。食べ放題だというのが信じられないレベルである。

シズラーグラタン、トマトソースパスタ

ピタブレッド、玄米カンパーニュ、フォカッチャ、ホワイトロール

ホットミールも、もちろんある。グラタンやパスタのほか、カシミールカレー、ビーフカレー、ごはんも。パンはトースターで焼くこともできる。

カシミールカレー＋チュニジア風人参サラダ

カシミールカレーは黒みがかった色が特徴のスパイシーでさらりとしたカレー。様々なスパイスを駆使した深みのある辛さがたまらない。定番のカレーライスアレンジは文句なしのおいしさだが…

カシミールカレー＋ツナ＆エッグクスクス+シズラーピクルス

デリコーナーのクスクスにかけてピクルスを添えるのもエキゾチックな味わい。もはや3食ずっとここにいたい気分になってきた…。

抹茶ムース、カスタードプリン、バナナケーキ、プチシュー、オレンジゼリー、ストロベリーヨーグルト、杏仁豆腐

自家製デザート　アップルクランブル、ブレッド＆バタープディング

デザートコーナーでは、ファンの多いアップルクランブルにソフトクリームをかけて食べるのがギルティな誘惑。 ソフトクリームは、バニラ・バニラ＆チョコミックス・チョコレートの3種類から選べる。

甘熟王パイナップル、甘熟王バナナ、ライチ、グレープフルーツ（ルビー）セミノール（期間限定）、オレンジ、黄桃

TEARTHのティーバッグ15種。はちみつ紅茶、チャイ、レモンジンジャー、アイリッシュクリームなど

パラダイストロピカルティー、レモンパインミントウォーター

ドリンクコーナーには、カフェマキアート、カプチーノ、アイスアメリカーノをはじめとしたカフェ類やジュース類、ティーバッグもよりどりみどり。生のレモンとパイン、ミントを漬け込んだ爽やかなレモンパインミントウォーターは何杯でも飲める！

さあ、これで全貌を把握できただろうか。ここからはさらに、サラダバーで得する裏技に切り込んでいく！

【シズラー攻略法2】サラダバーの人気メニューTOP3を制覇せよ

カニカマやセロリが入った「シーフードサラダ」

第1位　フレッシュ野菜
第2位　シーフードサラダ
第3位　タコミート

せっかく食べるなら、人気ランキング上位のメニューは制覇しておきたいものだ。1位のフレッシュ野菜は言わずもがな、2位のシーフードサラダはデリコーナーにあるのでお忘れなく。1日に2回温度を測って管理し、ランチ・ディナーの時間帯毎に仕上げるというサラダの弾けるようなフレッシュさを存分に味わいたい。3位のタコミートは無限ループにハマらぬようご注意あれ。

ちなみに、以前店舗でアンケートをとったときの人気ランキングは以下の通りだそうだ。残念ながら期間限定メニューだったため、取材日には1つも巡り会えなかった。

第1位　パンプキンシーザーサラダ
第2位　シーフードチャウダー
第3位　メキシカンチキン サラダ

【シズラー攻略法3】シズラー名物「チーズトースト」も外せない

プレミアムサラダバーは、まず「チーズトースト」をオーダーしてから始めるのがシズラー流。チーズ面を下にして食べるという驚愕の裏技から禁断の甘じょっぱアレンジまで紹介。

＞＞【シズラー攻略法！】大人気のチーズトーストを200％味わいつくす裏技

【シズラー攻略法4】グリルメニュー人気TOP3も見逃せない

サラダバーとは別オーダーとなるグリルメニュー。食べきれないのではと思いきや、良質な肉や魚は意外とペロリといけてしまう。実際、多くの客がシェアするなどして、グリルメニューを楽しんでいるという。グリルメニュー人気ランキングもチェックしておこう。

第3位　メカジキのグリル

静岡産メカジキを香草でマリネし、ふっくらと焼き上げてある。自家製ビオレタルタルは、タルタルソース（ピクルス、玉ねぎ、茹で卵、マヨネーズ）に柴漬けが混ぜ込んであり、ハマる味。

第2位　シズラーハンバーグステーキ

たっぷりの肉汁が溢れる、ビーフ100％のハンバーグ。鉄板で登場するので熱々なのがうれしい。

第1位　シズラーステーキ 150g

食べ応えがあるのに重くないのは、良質な肉だからこそ。オーストラリア政府からカーボンニュートラル認証を受けた牛肉を、1枚1枚お店で丁寧にカットして提供しているそうだ。

【シズラー攻略法5】ボディメイクにおすすめのサラダバー創作料理TOP3に挑戦せよ

シズラー ステーキ（150g）+オニオンスライス

シズラーといえば、サラダバーの豊富な食材を使った創作料理も話題。ボディメイクにおすすめの創作料理TOP3を管理栄養士に教えてもらった。

＞＞【シズラー攻略法】サラダバーで！ボディメイクにおすすめの創作料理TOP3

【シズラー攻略法6】平日ランチ限定「ランチエクスプレス」がお得

「ランチエクスプレス」専用プレート

そこまでたくさんの量は食べられない、という人には、税込1,650円の平日ランチ限定「ランチエクスプレス」がお得。サラダバーは専用プレート2枚、スープ、デザートは各1回ずつ楽しめる。ドリンクは飲み放題だ。チーズトーストは税込66円でプラスできる。

【シズラー攻略法7】夏は必ず来店すべし！

サラダコーナー

夏になるとサラダバーに「こうみゆうきちゃん倶楽部」という信州の高原野菜が並ぶそうだ。広報さん曰く、これが毎年食べていても、おいしさに感動を覚える味とのこと。

【シズラー攻略法8】貸切できるパーティールームも要チェック

シズラー東京国際フォーラム店には、立食100人・着席40人で利用できる貸切パーティールームがある。プロジェクタの投影も可能だ。基本的に貸切料金はかからず、人数分の飲食費のみでOK（ただし通常メニューではなくパーティーメニューの利用が前提となる）。幹事役を引き受けたときのために覚えておきたい。1本税込1,100円でワイン持ち込みもOK。

ビジネスマン2人がどハマりしたメニューはこれ

サラダコーナーの野菜

ベッチ「野菜たくさんいただきました！ どれもシャキシャキで新鮮さがわかる。特に普段食べない野菜ということもあり興味本位でとってみたケールが、他の野菜にはないほろ苦さがとてもおいしかったです。アクセントにちょうどいい野菜だなと思います」

ブロッコリーチャウダー

ツカ「カラダの為にブロッコリーを食べるようにしてますが、素ブロッコリーを食べるつづけるとちょっと飽きてしまう。「ブロッコリーチャウダー」は、あくまでブロッコリー風味位かな・・と思っていたらしっかりブロッコリーの食感もあり食べ応え抜群。じゃがいも、玉ねぎなどもしっかり入っていて飲んで温まる、食べ応えもあるスープです。クラッカーにつけてもおいしい。

クリーミーなチャウダーとブロッコリーを同時に味わえるとは、なんて才色兼備な奴なんだ！ 筋肉とカラダが興奮しました。

なんでも2〜3年前に限定メニューで出したところ、反響が多くレギュラーメニューになったのだとか。人気の理由も納得です。筋肉と健康のために緑野菜野菜を摂取したい！ …がクリーミーな罪悪感も諦めれらないという欲張りトレーニーには絶対飲んでほしい。チャウダーを家で作ろうとすると意外と難しいので、意外な出会いというか、得した気分です」

ベッチ「魚のソテーって基本パサパサで我慢して食べるものというのが自分の中では定着していましたが、シズラーのメカジキはしっとりジューシー。ハーブの香りが淡白なメカジキにマッチしたおいしさでした。これは家では絶対作れないと思います」

つい欲張って特盛にしすぎてタコスが包めない…

ツカ「マイタコスは、ガーデンサラダ、タコミート、ナチョチーズ、スライスオリーブ、アボカドディップ、カリビアンチキンサラダ、コールスロー、最後にもう一度ナチョチーズ。色とりどりの野菜の誘惑に負けているうちに特盛仕様に。

少し食べて中身を減らしてから包みなおす。トルティーヤは下を折り上げてから左右を畳むと特盛でも包みやすい

アボカドディップはしつこすぎず香りがたっていて、聞けばレモンではなくライム果汁と塩で調味しているとのこと。シャキシャキでみずみずしい野菜、ほどよい酸味と歯ごたえがアクセントになるオリーブ、チーズ好きにはたまらないナチョチーズのコクなど、一口食べるたびに旨味、酸味、など多彩な味わいが楽しめる！ いつまでも飽きのこないタコスが出来上がりました。それもしつこくなペロッと食べられちゃう。また次に行くときは違う組み合わせを楽しんで、無限にレパートリーが作れるのは楽しいですね」

ベッチ「シズラー広報さんからフルーツコーナーで特におすすめされたのがパイナップル。濃縮還元ジュースをそのまま飲んでいるような味の濃さと甘さが口に広がる。今まで食べたパイナップルの中で一番甘かったんじゃないかってレベルですごかったです。これビュッフェでたくさん食べられるなんて！」

最後にサラダバーでフルコース！のおさらい

【01】まずはチーズトーストをオーダー！
【02】身体を温めるスープをチーズトーストと一緒に
【03】フレッシュ野菜で自分流のトスサラダを楽しみ
【04】季節のデリサラダを味わう
【05】タコスやナチョスを楽しんだら
【06】カレーやパスタでお腹もにっこり
【07】たっぷりフルーツでビタミンチャージ！
【08】好きなドリンクを選び
【09】自家製デザートにソフトクリームを添えて

お好みのグリルメニューとともに。これであなたもシズラー通！？

＜取材・文・撮影／bizSPA!取材班＞

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シズラー
https://www.sizzler.jp

シズラープレミアムサラダバー　
※サラダバーの内容は、季節や店舗によって変わる場合がございます。
平日ランチ 税込2,574円／ディナー 税込3,223円

キッズサラダバー（3-6歳）　
平日ランチ 税込1,045円／ディナー 税込1,045円

チャイルドサラダバー（7-12歳）　
平日ランチ 税込1,595円／ディナー 税込1,595円

シニアサラダバー（65歳以上）　
平日ランチ 税込2,189円／ディナー 税込2,816円

【グリルメニュー】
※平日ランチのグリルメニューは、ライスまたはパン、スープ、ドリンク付き。＋1,595円でサラダバーセットが付く。
※ディナーのグリルメニューは、全品サラダバー付き。

シズラー ステーキ（150g）　
平日ランチ 税込2,574円／ディナー 税込4,394円

シズラー ハンバーグステーキ　
平日ランチ 税込1,991円／ディナー 税込4,125円

メカジキのハーブグリル　
平日ランチ 税込2,156円／ディナー 税込4,224円

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