YouTuberになったきっかけは？

――と、言うと？

オックン：「わらリーマン」を大きくしていくのにはどうしてもお金が必要になります。ホームページを作ってイベント告知したり、大会の生配信を外注するにも、まとまったお金がかかってしまうわけです。自分のために使うお金はそんなに必要じゃないけど、活動にはお金が必要になってくる。1周まわってお金の大事さがわかってきた気がします。キーエンス時代の貯金も今ではとてもありがたいです（笑）。

――YouTuberになったきっかけは？

オックン：僕がサブメンバーでもある、YouTuberユニット「おるたなChannel」（執筆時点でチャンネル登録者数239万人）の2人（渋谷ジャパン、ないとー）は明治大学時代のサークルの先輩にあたるんですよ。一緒に活動していた時期もあったけど、2人が大学を卒業してからは特に交流はありませんでした。

　僕がキーエンスを辞める前後に主催しているお笑いライブに、ないとーさんに出てもらおうと思って声をかけたんですよ。結果、やんわり断られたんですけど、それがきっかけで仲良くさせてもらうようになりました。

YouTuber専用シェアハウスの住み心地は…

――現在はYouTuber専用シェアハウス「レイワ荘」で共同生活を送っているそうですね。

オックン：会社を辞めて住む家はどうしようかなと考えていたとき、ないとーさんが「レイワ荘」を始めたんです。「僕も住まわせてくれませんか」と相談したら快く受け入れてくれました。おるたなのメンバーのほかにグルメ系のヤザキングさんや貧乏系のPさん、せんべろ博多女子のひいこさん、奥手男子のけんとぅーさんとかと一緒に暮らしています。

　住み心地はめちゃくちゃいいですよ。1人で活動していると撮影も編集も孤独になりがちですけど、誰かと話したいときはリビングで誰かしらと話すことができますから。刺激的で楽しい毎日を送れていますね。

――オックンさんの個人ちゃんねるは「オックン【大食い】」とあるように大食い動画がメインみたいですね。

オックン：大食いをやっている理由は単純に再生数を稼げるからです。もともと他の人より食べる量多くて、おるたなの手伝いをしているときに大食いのオックンみたいなキャラ付けがされるようになって、コメントでも評判がよかったんですよね。