普段は辛口だとか、毒舌だとか言われる僕ですが、毒を持った言葉を使うと、どうしても「これが正解だ！」と、1つの答えを決めつけてしまいそうになるものです。でも、人生の答えは1つであるはずがない。

関西弁ロシア人・小原ブラスの「甘口人生相談」

　だから、あえて“甘口で”読者の皆様の人生相談にのってみようというこの企画、数あるたくさんの正解の中のほんの1つだけ、参考になればという思いで、おこがましくも答えさせていただければと思います。今回は、「自信」に関するこんなご相談。

Q：自分に「イエス」が言えない

質問者：悩める主婦 様（女性・30代）
　ブラスさん、Youtube楽しく拝見しています。物心ついたころから、ロシアに興味があり、ハバロフスク出身のブラスさんには、他のYoutuberさんにはないプラスαの魅力を感じています。さて、わたしの悩みなのですが、いい年をして、劣等感が強く、自分に自信がもてません。容姿がいいわけでもなければ、特に頭がいいわけでもありません。

　得意なことがあるわけでもない。自信をもてるようになりたくて、資格をとってみたり趣味に打ち込んでみたりしましたが、「上には上がいる」ということがわかっただけで、自信がもてるようにはなりませんでした。どうしたら、自分にイエスがいえるようになるでしょうか？ 最後になりましたが、これからもタレント活動頑張ってくださいね。応援しています。

A：そもそも自信がなんで必要なのか

※イメージです（以下同じ）

　自信を持っている人ってなんだか魅力的ですよね。世の中でイケメンだともはやされてる人ってたくさんいるけど、なんとなくその半数以上はよくみたら「そうか？」と思えることが多い気がします。それでもやっぱり会って話してみると「なんかイケメンだな」と感じてしまう自分がいて、彼らの立ち居振る舞いに目が騙されているとしか思えません。

　なんでそんなカッコいいことが言えちゃうの？ なんでそんなかっこいい振る舞いができてしまうの？ と思いますが、それは彼らが心の中で自分がかっこいいんだと信じているからなんですよね。逆に元はカッコよくても、自信なくおどおどしている人は魅力も半減。

　仕事だってそう。自信がないと不安からついミスを連発してしまうし、なんだか評価もされない。自信は自分の力を最大限に引き出すための武器なのでしょう。