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『5時に夢中!』で注目の”関西弁ロシア人”は何者?本人に直撃

『5時に夢中!』(TOKYO MX)や『アウト・デラックス』(フジテレビ)で活躍中の大注目の外国人タレント・小原ブラスさん。

小原ブラス

小原ブラスさん

 ロシア人だけど、しゃべると関西弁! そして、辛口ゲイという濃すぎるキャラ。しかも自称「面倒くさい」性格……。謎に包まれた小原ブラスさんのルーツを探るべく、日本に来た幼少期から、「ニコニコ動画」で人気ニコ生主(配信者)だった学生時代、デビュー前の会社員時代のエピソードなど、語ってもらいました。

幼少期から「面倒くさい」子供だった

――幼少期、ロシアから日本にきて、最初から関西弁で日本語を覚えたんですか?

小原ブラス(以下、小原):5歳でロシアから兵庫県に来たので、日本語は関西弁で覚えて、3か月ぐらいで日本語でのコミュニケーションが取れるようになりました。日本語は関西弁で覚えるほうが楽っていう外国人の方の話、結構聞きますよ。

――ロシアに住んでいた頃のことや、日本に来て感じたギャップは覚えていますか?

小原:幼い頃は毎年夏になるとロシアに帰っていたので、ロシアと日本のギャップは覚えています。当時のロシアはソ連が崩壊したばかりで、みんなが平等に貧乏な時代。一方で日本はバブルがはじけた後で、経済成長し尽くした時代だったので、差はすごく感じましたね。

 当時から思っていたのは、日本は本当に細かいところまで人の手が行き届いている。例えば道路も、日本だと全てアスファルトだったけど、ロシアはまだ舗装されていなくて。

 今でも日本の空港からの高速道路は、車が揺れないっていうので、ロシア人は驚きます。ロシアでは大雪が降るとアスファルトに穴が開いていることもあって、注意しながら進む感じなので。

――たしかにそれはだいぶギャップがありますね。ほかにはありますか?

小原:あとは裕福じゃない社会って、ハンデがある人に手を差し伸べる余裕がなくなるんですけど、裕福だとそういった多様性も受け入れる。例えば当時ロシアには多目的トイレはなかったですし、バリアフリーも浸透していなかった。でも日本にはそれがある。日本のトイレを見ただけでも人間の多様性に気付くことができました。

新しい視点からつっこむコメントが人気

小原ブラス

――『5時に夢中!』で世の中を新しい視点からつっこむコメントが人気ですが、そういう片鱗は子供の時からありましたか?

小原:昔から面倒くさい性格なんですよ(笑)。些細なことでもモヤモヤしてしまって……。例えば日本の“お年玉”の仕組みとかによくつっこんでました。

――“お年玉”にどんなモヤモヤが?

小原:子供が3人以上いる叔父の家庭に比べて、二人兄弟のうちの家庭は、もらえるお年玉の額で損してないか? とか気になっちゃって。「大人になった時、ちゃんと差額はもらえるんでしょうね?」って父親に言ってましたね(笑)。

――たしかにちょっと面倒くさいと思われそうな子供かもしれませんね(笑)。

小原:そうやって大人を困らせていましたけど、今思うとお年玉の仕組みはすごいですよね。もらったお金を貯めるのか使うかで、子供ながらにお金の仕組みも学べるし、学校ではもらった金額を話すときにちょっと盛ったりして。

 大人が年収を盛るのと一緒で、人間の小さい見栄が垣間見られたりする。相場と比べて自分はどうかとか、逆に大して親しくない大人から沢山もらったりすると、どんな裏があるんだろう? とか考えていました。

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