日本が世界に誇るカルチャー、漫画。子供の頃はよく読んでいたという人も、社会に出てからは忙しくて手に取る時間がなくなっているかもしれません。しかし、世間ではアニメ化やドラマ化、実写映画化されたような名作、人気作から知る人ぞ知るような隠れた名作まで日々、優れた漫画が生まれてきています。

女子大生・白雪まりあさん

　美人モデルが「私の人生を変えた漫画」を紹介していくウェブサイト「美女マンガ」より、とっておきの作品を紹介。今回は『キャンパスアワード2022』に出場中の女子大生・白雪まりあさんのおすすめの一冊です！

『ソラニン』ってどんな作品？

　大学を卒業して1年が過ぎ、OA機器メーカーのOL・井上芽衣子はあることを実感するようになっていた……「わたしは社会人には向いていない」。

　とはいえ、自分に特別な才能がないと自覚してしまった今となっては、もはや人生のレールを外れる勇気もないというのが現実。多少辛くても、頑張ってつつましく生きていくしかないのだと、彼女は今日も会社へ向かうのだったが……。宮﨑あおい、高良健吾、桐谷健太で実写映画化も！

「ソラニン」は不安や希望を描いたマンガ

――この本はどういうストーリー…？

白雪まりあ（以下、白雪）：大学時代から交際を始めた社会人2年目の種田と芽衣子の、将来に対する不安や希望を描いたマンガです。

――このマンガのどこに注目ですか？

白雪：種田と芽衣子、またその周囲の、日常の中にある虚しさとか狂気が伝わってくる描写にとても惹かれます！ 種田が亡くなった後、芽衣子が種田の代わりにライブを行ったシーンは、とても感動しました……。

カッコ良くて気になるキャラクターは

――気になるキャラクターはいますか？

白雪：冴木隆太郎ですね！

――どうしてですか？

白雪：ミュージシャンを諦め、アイドルバンドのプロデューサーとしてビジネスマンのようになっていた彼なんですが、種田と出会い“熱い想い”を取り戻したことで、本当にいいバンドを探して全国を歩き回るようになったのがカッコ良くて……。

感情が綿密かつ繊細に描かれている

――『ソラニン』、どういうところに注目して欲しいですか？

白雪：種田と芽衣子の素朴で幸せだった日常が描かれていますが、主人公のセリフや心情表現はとても心に響きます。ぜひ注目して欲しいです！　種田が亡くなってしまうんですが、その後、芽衣子や彼の友達がどうやって悲しみを乗り越えていくのシーンは、いろいろ考えさせられます……。

――どんな人にオススメしたいですか？

白雪：私含め、悩み盛りの若者のみなさんです。誰にでも、何歳だとしても、「死」の可能性は常にあります。私はそれを意識することで、日常や周りの人をより大切にするようになったので。感情が綿密かつ繊細に描かれている傑作マンガだと思います。いろいろ、共感する部分もあるので、ぜひ読んでみてください！

――有難うございました！

＜TEXT／美女マンガ編集部　撮影／やまだ しんいち　撮影・取材協力／『キレイライン CampusAward 2022』＞

【モデルプロフィール】
・名前：白雪まりあ
・生年月日：10月1日
・出身：東京都
・職業：学生
・趣味：読書、映画鑑賞、フルート演奏、旅行
・他に好きなマンガ：「聖☆おにいさん」
・Twitter：@maria_chan_1515
・TikTok：@maria_chan_1515
・MixChannel ID：16358981
上智大学大学1年生の白雪まりあです。只今Campus Award2022というイベントに出場しております。ミクチャにて毎日配信を行なっておりますので、ぜひ遊びに来てください！