同棲用のマンションを買おうと手続き

「ハルカはものすごい尽くすタイプで、何かと理由をつけてご飯を奢ってくれたりしたのですが、最近ではどこで買ってきたのか何十万円もする時計をプレゼントしてきたりとか、仕事の資格試験の受験料を勝手に振り込んでいたりとか。度が過ぎてきていて」

　一般的に「尽くす女性」というと、良いイメージを持たれるでしょう。しかし、リョウさんは「あまりの尽くされっぷりに、それと同等か、それ以上の見返りを求められるに違いない」と恐怖心を抱くというのです。

「まだまだ、それだけじゃないんです。最近では『一緒に住む』と言って、同棲用のマンションを買おうと手続きを始めていました。それはいくらなんでも早すぎると思って、必死で止めましたね」

恋愛に正解はないけれど…

「昨日ね、ついに喧嘩してしまいまして、お互い頭を冷やそうと言って冷却期間中なのですが…」

　そう言って、リョウさんはスマホを見せてくれました。そこには、上限を突破してしまった通知アイコンがありました。リョウさんに反応してもらおうと、スタンプ連打などを繰り返して、ずっとスマホの通知が止まらないのだとか…。

未読のLINE通知が溜まりまくっている

　傍から見ていると、少しばかり恐怖を覚える関係性ですが、リョウさんは「なんだかんだ言って、可愛いし、愛しています」と言います。恋愛に正解はないと言われますが、本人たちが良ければそれで良いのかもしれません。

＜TEXT／bizSPA!取材班＞