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「仕事がうまくいかない泥沼」から救ってくれる上司と出会う方法

学び

泥沼から抜け出すために、あなたが今できること

「誰と一緒に働くか」で仕事のパフォーマンスは大きく変わることは、改めて言うまでもないかと思います。とすると、次に考えるべきは「どうすればいい人と一緒に働けるようになるだろうか」ということです。

 多くの人は「転職だ!」となってしまうかもしれませんが、転職を早まることはおすすめしません。たまたま今の上司や部署が合わないだけで、もしかしたら今の会社にも、いきいきと働けるような場所があるかもしれません。公募や志願制度を使い、他の部署に配置転換することができないか、他の人の意見も聞きながら考えてみてください。

 どうしても今の会社では価値観が合わない、誰と働いてもうまくいく気がしないというのであれば、そのときは転職活動をスタートさせるしかないでしょう。面接者やWebだけの情報に踊らされることなく、実際に働いている人からも話を聞くことが重要です。また、「Openwork」のような社内情報がリアルに書いてあるサイトを参考にするのもいいですね。

 待っているだけでは「いい上司」がめぐってくる可能性はそこまで高くありません。なんとかして、自分から動いて環境をつかみ取る覚悟も必要なのです。

あなたを認めてくれる人は必ずいる

上司

 ぼくは、今は管理職としてお客さんと難易度の高いプロジェクトを推進したり、海外のメンバーのマネジメントをしています。

 しかし、あの上司と働いた経験がなければ、今でもぼくは自信を持てずにさまよっていたことでしょう。もしどこかでコンサルタントを辞めるときが来たとしても、彼への感謝が薄まることはないと断言できます。

 今仕事が苦しい人、周りから否定され続けてつらい人もいるでしょう。でも、全員があなたを否定しているわけではなく、あなたのことを認め、励まし、背中を押してくれる人はいるのです。

 その人は探せば必ずいますし、その人と働けばあなたは一気に変わることができます。その日がすぐに来ることを願っています。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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