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「評価される若手」になりたい人は、複数の目を持ってみよう

学び
five stars

画像はイメージです(以下、同じ)

 はじめまして。Shinと申します。

 私は普段外資系のコンサルティングファームでコンサルタントとして勤務しつつ、プライベートでビジネスブログ「Outward Matrix」や仕事の悩みを解決するオンラインコミュニティ「Players」を運営しています。

 まずひとつ皆さんにお伺いします。皆さんは上司や会社から評価されたいでしょうか?

 おそらく、ほとんどの人が「Yes」と答えるはずです。一日最低8時間は過ごす職場で、「あいつはだめなやつだ」「気が利かないな」といわれるのはつらいものですよね。せっかくなら、「あいつがいてくれて本当に助かる」「若いのにすごいなあ」と思われながら仕事をしたいのではないでしょうか。

一生懸命仕事をしていたのにぜんぜん評価されない……

 ぼくももちろん答えは「Yes」です。特に、社会人になりたての頃はそうでした。「周りから認められたい」「早く昇進したい」、その一心で一生懸命仕事をしていました。

 でも、ぼくは高い評価を受けることはありませんでした。むしろ、いつも「Shinは一生懸命なところはいいんだけど、結果はぜんぜんついてきていないね」という評価でした。
 それに比べて、周りの同期はどんどん評価されていろいろな仕事を任されていきました。そのときは本当にツラく、苦しかった。今でもたまに思い出すことがあります。

「AさんってShinの同期なの? もっと上の先輩かと思ったよ。同期なんだったら彼女と同じぐらいのパフォーマンスは出してほしいな」

「BくんはShinより後輩だけど、もうすでにShinより仕事ができるんじゃないかな?」

 などなど、なかなかつらいフィードバックをかなりの頻度でいただいていました。しかもそれが自分で否定できないのもまたツラいのです。

「そんなことないよ」と流せればいいのですが、パフォーマンスが出せていないことはなによりも自分がよくわかっていたので、心にグサグサとささってしまうのです。

「なんであいつは結果を出して評価をされ、ぼくはぜんぜんダメなんだ……」。頭の中は、そのような怨嗟の声でいっぱいでした。

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