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モデルのIVAN、野村祐希の交際発覚。海外でLGBTをカミングアウトした著名人たち

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IVAN あいばんさん(@fresanaca)がシェアした投稿

 元パリコレモデルでタレントのIVAN(アイヴァン)が、俳優・野村将希の次男である野村祐希と交際していたことが分かり話題を集めました。

 IVANは以前よりトランスジェンダーをカミングアウトしており、2018年3月にはフジテレビ系『良かれと思って!』にて、数年前にタイで性別適合手術を受けていたことを明かしていました。

 昨今は日本でも、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった言葉「LGBT」への関心も高まりつつあります。

 公的機関による正確な統計は存在しないものの、電通ダイバーシティ・ラボが2015年7月に全国の20歳~59歳の約7万人を対象に調査した結果によれば、「LGBT層」に該当する人は7.6%。

 国内では会社や学校といった場所でのいわゆる「性的マイノリティ」へ対する諸問題も取り上げられていますが、法整備の進む海外では、俳優や女優が同性の恋愛や結婚をカミングアウトしているケースも目立ちます。

ダンブルドア校長役のイアン・マッケラン

イアン・マッケラン

イアン・マッケラン  photo by Gage Skidmore CC BY 3.0

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』の魔法使い・ガンダルフ役や、『ハリー・ポッター』シリーズの校長・ダンブルドア役で知られるイアン・マッケランは、1988年にみずからゲイであることを告白した俳優の一人。

 LGBTの権利向上を主張する活動にも積極的に参加しています。

 性的マイノリティを示すLGBTの問題については「多様性」という言葉も用いられますが、イアン・マッケランはイギリスの大衆紙「ガーディアン」で米国のアカデミー賞について「ゲイを公表している男優もオスカーを獲得したことがない。偏見なのか、偶然なのか」と言及。身をもって、映画界にある問題点を指摘しています。

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