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ビートたけしやローラだけじゃない! 芸能人の独立にみる悲喜こもごも

 ビートたけしやローラの報道をきっかけとして、ふたたび所属事務所から“独立騒動”への関心が高まりつつあります。

 一昨年末のSMAP解散に伴い、ジャニーズ事務所から稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が元・担当マネジャーと共に独立、新事務所設立に至ったのも記憶に新しいですね。

 いま一度、所属事務所からの独立を果たしている芸能人をおさらいしてみましょう。

夫婦で個人事務所を設立した水嶋ヒロ・絢香夫妻

 2010年に夫婦そろって独立を果たした、水嶋ヒロと絢香

 2人は大手芸能事務所・研音に所属していましたが、独立後は、個人事務所であるAstAtionを設立し活動を続けていました。

 さらに、水嶋ヒロは2016年にAstAtionから独立し、株式会社3rd iconnectionsを設立しています。

 仮面ライダーカブトをきっかけに俳優としてブレイク、2011年には処女小説『KAGEROU』(ポプラ社)が100万部を超えるベストセラーを果たすなど、活躍の幅を広げていた水嶋ヒロですが、独立後は映画『黒執事』などに出演。

 絢香は、2016年末に2年ぶりの「NHK紅白歌合戦」出場と共に音楽活動を再開し、ライブ活動などを展開しています。

日本文化を広めたいと所属事務所から独立した中谷美紀

中谷美紀

中谷美紀 公式サイトより

 2015年7月末、大手芸能事務所・スターダストプロモーションを退社した中谷美紀

 中学時代に東京・原宿でスカウトされ、芸能界入りして25年という節目に個人事務所を設立するに至りました。

 一部報道によれば、日本舞踊や茶道など、日本ならではの伝統文化を海外へ伝える仕事に打ち込みたいという理由からの独立だったとされていますが、退社後も女優として精力的に活躍。

 翌年には織田裕二主演のドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS)で重要人物役として出演、4月スタートのドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS)で主演を務めるなど、いまだ強い存在感を示しています。

円満退社でフリーランス女優になった満島ひかり

 今年3月、所属事務所・ユマニテから独立を発表、今後はフリーランスの女優として活動することが明らかになった満島ひかり

 事務所のWebサイトでは「すべて自分の責任のもと自由に独りでやってみたいという本人の意思を尊重することにいたしました」と発表されており、円満退社であったことが強調されています。

 1997年に沖縄アクターズスクール発のユニット「Folder」の一員としてデビューした満島さんですが、主演を務めた2013年のドラマ『Woman』(日本テレビ)でシングルマザー役を好演するなど、近年は実力派女優としての地位を確立。

 独り立ちにより、さらに活躍の幅が広げることが期待されています。

旧・所属事務所社長へのビンタ騒動もあった西内まりや

西内まりや

昨年3月中旬頃で更新が止まっている、西内まりやの公式Twitter

 モデルやアーティストとして活動していた西内まりやですが、今年3月末をもって大手芸能事務所・ライジングプロダクションとの契約が終了していたことが明らかとなっています。

 すでに旧・所属事務所のWebサイトからは西内の名前が削除されていますが、一部週刊誌の報道によれば、本人は引退説を否定しています。

 かつてはフジテレビの「月9ドラマ」で主演を務めた経験もありますが、昨年11月には、旧・所属事務所の社長を平手打ちしたという事件が報じられているなど、今後の成り行きが注目されます。

 かつては“独立したら業界から干される(仕事がなくなる)”というまことしやかな噂も流れていた芸能界ですが、公正取引委員会が芸能人の独立問題にメスを入れ始めるなど、近年は、その慣習も変化しつつあるようです。

<TEXT/青山悠>