他社には振り回されず、独自の道を歩む

画像は公式サイトより

　ちなみに近年はドムドムバーガーがインパクトの強い商品をリリースしている印象を受ける。ライバル企業を意識しているのだろうか。

「ロッテリアでは、ハンバーガーの醍醐味であり普遍的な価値“おもいっきり頬張れる美味しさと楽しさを味わえるボリューム”と、社名の語源である“ロッテのカフェテリア”に込めた品質第一とした『BURGER＆CAFE』をコンセプトにしたハンバーガーショップとして、他では味わえない期待を超える美味しさと楽しさをお届けするため日々取り組んでいます。

　もちろん、他社様の動向は気になりますが、他社様の情報発信に左右されることなく自分達のコンセプトと真摯に向き合いながら、これまでも、そしてこれからも進んでいく所存です」

　そして、今後の展開については「“非日常感”をキーワードに他では味わえない、期待を超える美味しさと楽しさを届けていきたいです」と締めた。

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「DX ティラノチキンサンド」は単にインパクトを重視した商品ではなかった。商品設計がしっかり計算されており、“ハンバーガーだからこそ今の時代にできること”と向き合っていることがわかり、次に食べる時はチキンのうま味だけでなく、商品開発の思いも一緒に噛みしめたい。

＜取材・文／望月悠木＞