圧倒的に売れている、話し方の本

　いま1番売れている話し方の本である『人は話し方が9割』が紹介するのは、うまく話すためのテクニックではありません。

『人は話し方が9割』（永松茂久、すばる舎）

　親しい人と話しているときはリラックスして、スラスラと話せている人でも、大勢の前で話してくださいと言われたら、緊張してしまいます。つまり、「話せない」は話すテクニックではなく、メンタルの問題なのです。

　優しい語り口で紹介される本書の「話し方」のコツは、どれも「これならできそう」と思えるものばかり。出会いの季節である新年度の今、読んでおきたい一冊です。

夢を叶えるために、大人になっても勉強を続ける

　続いてご紹介したいのは、｢弁護士になる｣という夢を叶えるために東大入試や司法試験予備試験を突破した鈴木光さんによる『夢を叶えるための勉強法』です。

『夢を叶えるための勉強法』（鈴木光、KADOKAWA）

　本書では、目標設定の仕方から、問題を解くためのプロセス、勉強の質をアップさせる方法まで、鈴木さん流の効率的な勉強法が丁寧に解説されています。

　資格試験対策や語学の勉強など、社会人になってからも何かと勉強する機会は多いもの。新年度でやる気がアップしている今、本書を参考にしながら、勉強のスタートダッシュを掛けてみてはいかがでしょう？