本音で仕事をするための条件とは？

「よし、じゃあ本音で仕事するぞ！」と決めたみなさん、その決意は素晴らしいです。しかし、「本音で仕事をする」というのは、ただ決めただけでできるものではありません。

・その本音は、我欲だけでなくチーム全体やお客さんのためになるものか？ 心から「相手のため」を考えられているか？

・本音を言うことと、好きにふるまうことの違いを理解できているか？

・相手をいらいらさせるような言動、行動を自然にとってしまってはいないか？

・本音で話したときに相手を「おお、なるほど！」と思わせるような思考の深さがあるか？

・相手の本音を引き出し、それに深く共感できるか？

・自分の本音を言ったときに、相手がしっかり聞いてくれるだけの実力や信頼関係構築ができているか？

　もしこれらの質問に対して、明確に「Yes」と答えられるのであれば、あなたはすぐさま本音で仕事をはじめるべきです。そうでないのであれば、これらの質問に頷けるようになるべく、仕事の仕方やマインドセットを変えていきましょう。

― 連載・現役コンサルタントのシンプル仕事術 ―

＜TEXT／Shin＞