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京浜急行、2代目800形ラストランで感涙体験。鉄ちゃん芸人のサプライズも

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京急クイズで大盛り上がり

 食堂へ戻り、2次トークショー。ここでのメインは、タレント3人が考えた京急クイズだ。正解者には賞品をプレゼントするという。

京浜鉄道

いつの間にか吉川さんは、タモリ電車クラブの会員証を披露していた

 出題されたクイズを一部紹介すると、吉川さんは「『タモリ倶楽部』の企画で京急ビンゴをした際に、1番最後に○が入った車両は?」という問題。正解は、2代目800形(1人目で正解)だった。

 また、岡安さんは「映画『探検隊の栄光』(2016年)に出演した際、岡安さんが演じたマゼランは、監督には内緒で京急沿線に在住する役に設定した。その駅はどこ?」というクイズを出題。正解は、京急川崎(10人目で正解)だった。

 最後はタレントのあいさつで締め、お帰り臨時列車京急久里浜行きに乗り込む。

さらば 京浜急行電鉄2代目800形

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京急初の両開きドア1500形

 お帰り臨時列車京急久里浜行きは1500形を使用。2代目800形引退後は、現役最古参車両となる。

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保存などについては未定だという

 12時53分に発車し、久里浜工場信号所で停止。進行方向を変え、13時01分に発車すると、意外な展開になった。「進行方向左側、先ほど御乗車いただいたところで、本日のゲストでいらっしゃった方がお見送りをしておりますので、皆様、手を振ってお応えいただきたいと思います」という。

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左端で手を振る3人。ラストサプライズ

 車掌の案内放送が車内に響き渡り、車窓は2代目800形からタレントにバトンタッチし、短いホーム上で参加者に手を振り、最後の最後まで楽しませる。13時05分、京急久里浜2番線に滑り込み、ゲームセット。約4時間の宴は盛会のうちに幕を閉じた。

 なお、2代目800形引退後は、本線の京急蒲田、京急川崎、横浜、上大岡において、ホームドアの設置を進めるという(京急蒲田3番線は設置済み)。今後については検討中という。

【取材協力:京浜急行電鉄】

<取材・文・撮影/岸田法眼>

レイルウェイ・ライター。「Yahoo! セカンドライフ」の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、ムック『鉄道のテクノロジー』(三栄書房)『鉄道ファン』(交友社)や、ウェブサイト「WEBRONZA」(朝日新聞社)などに執筆。また、好角家の側面を持つ。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)がある

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