参加者の年齢層は？

――お客様にはどういう方が？

関：年齢層もまちまちです。最近では、40代独身男性で、平社員からサブマネージャーに昇進したという方がいらっしゃいます。ただ、基本的に今のところは紹介制で請け負っています。

――参加者からはどのような声が多いですか？

関：これまでは働くことや人生に意味を見出せないまま生活を送っていたものの、今では社内での評判や関係も好転し、人生に対して前向きになれたという声や、まだ昇進には至らないものの、物事に積極的に取り組めるようになったという方もいます。

昇進に必要なものは「習慣づくり」

「昇進コミット」体験者全員が行うデトックスシート

――その肝心の「昇進コミット」ですが、プログラムの中ではどのような指導をしていますか？

関：今までの自分の失敗談やネガティブな経験を出してもらい、過去を振り返ることから指導しています。というのも、仕事に躓いている人に起きている問題は、過去に解消できなかったことが原因であることがとても多い。そういった過去の自分を認めることから始めて、今後のための“コンパス”をつくっていきます。

――「昇進」がゴールではないとのお話でしたが、そもそもなぜ「昇進」できない方がいると思いますか？

関：主体性がない。また、稼ぐことや、昇進だけなど、目先の利益しか見ていない人は昇進できない方が多いですね。