「残業沼」から抜け出したい人に！

『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』（越川慎司、ディスカヴァー・トゥエンティワン）

　時間やタスクに追われ、やるべきことがなかなか終わらないとお悩みの人におすすめの『AI分析でわかった トップ5％社員の時間術』では、人事評価トップ5％の社員の言動を分析して見えてきた時間術を紹介しています。いかに「業務の見せる化」をし、「自分でやること」と「誰かに依頼すること」に分けてタスク管理をするか――。

「5％社員」の時間術を真似した2.2万人のうち、約9割の人が「より成果を残すことができた」と答える、ちょっとした心がけを取り入れることで、現状を抜け出せる感覚をぜひ味わってみませんか。「週に1回15分の内省」「作業ショートカットの活用」など、著者が「ちょいスイッチABC」と名づけるアクションを習慣化し、明日から定時で帰りましょう！

早く知っておいて損はない仕事術

『仕事の教科書』（北野唯我、日本図書センター）

　練りに練った企画をプレゼンしたところ「ポイントがズレている」と言われてしまった。自分より仕事していない同僚ばかり評価される――。大変なことばかりと思わずため息をつきたくなるときには、ぜひ本書『仕事の教科書』を手に取ってみてください。著者が「自分が若い頃に戻られるなら、次はこうする」という仕事術を出し惜しみなくまとめています。

「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」といった「3つのすぐ」を意識し、実行する。その「すぐ」を意識して安請け合いしてしまいそうな人は、「Yes,but構文」と「Help needed構文」でその不安を解消するなどといったことから、文章化術や提案術においても具体例を交えて紹介しています。仕事の進め方を見直したいときにぜひお読みください！

　以上、「未来屋書店×本の要約サービスflier」コラボ棚の販売数ランキングから、5冊をピックアップして紹介しました。気になる本は見つかりましたか？ 読みたい本があったら、ぜひ本屋さんやflierのサイトで探してみてくださいね。

＜TEXT／本の要約サービス　flier（フライヤー）＞