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「災害関連株」でプロが教える8銘柄。トンガ沖の噴火で注目の銘柄も

コラム

平野憲一氏の注目、銘柄

※株価などのデータは2月4日時点のもの

株価

【カネコ種苗】〈東証1部1376〉
・現在価格:1503円
・時価総額:176億円
・PER:15.94倍
・PBR:0.81倍
種苗メーカー。農業資材も手がける。野菜種子が海外向けに伸びており、業績堅調。天候不順で種苗、農業資材とも脚光を浴びると予想

【クボタ】〈東証1部6326〉
・現在価格:2400.5円
・時価総額:2兆8811億円
・PER:15.85倍
・PBR:1.78倍
農業機械のトップメーカー。北米やアジアなど海外向けが主力。水道管などの鋼管にも強く、天候不順と天変地異後の復興の両方で注目できる

「国土強靭化計画」を背景にした銘柄は…

【ショーボンドホールディングス】〈東証1部1414〉
・現在価格:5050円
・時価総額:2865億円
・PER:23.63倍
・PBR:3.03倍
橋梁や道路などの補修工事に特化した建設会社。東日本大震災以降、国土強靭化計画を背景に業績、株価とも右肩上がりで伸びている

【ライト工業】〈東証1部1926〉
・現在価格:1845円
・時価総額:1066億円
・PER:11.00倍
・PBR:1.25倍
のり面対策や地盤改良など特殊土木でトップ企業。東日本震災後から国策を追い風に成長し、株価は10倍以上に上昇している

<取材・文/新井奈央>

【平野憲一】
ケイ・アセット代表。株一筋40年以上のベテランストラテジスト。1970年に立花証券に入社し、情報企画部長として各種メディアで活躍。2014年に独立し現職

【村瀬智一】
RAKAN RICERCA代表。大東証券でディーラー業務を担当。その後、金融情報会社フィスコを経て、2018年に会社を設立。需給から相場や銘柄の動きをつかむ手腕に定評がある

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