少々ややこしいボトル、タンブラーの違い

　先ほども上がったボトル、タンブラーなどの種類。実にさまざまな製品がある一方、使い慣れていないと何が自分に最適がわからないものでもあり。どれだけの種類があり、どういった特徴があるのかを聞きました。

「まずタンブラーは、その名の通りタンブラー型のもので、弊社の製品は真空断熱構造なので、飲み頃温度をキープします。蓋がつくものもありますが、ボトルに比べ密閉性は低く、持ち歩きには不向きです。これは前述のような『すごもり需要』でニーズが高まったものです」

THERMOSのタンブラー（ステンレス製魔法びん構造のもの）

THERMOSのタンブラーの内部。ガラスコップなどに比べ氷がはるかに溶けにくい構造なのだそう

ケータイマグって何？実は2タイプあった

「また、マイボトルとしておなじみのケータイマグは保温や保冷ができ、いわゆる水筒型で持ち歩けるものを弊社では指しています。蓋がスクリュータイプになっているタイプ、ロックリングがついたワンタッチで開けられるタイプなどがあります」

THERMOSのロックリングがついた真空断熱ケータイマグ

ワンタッチで開けられるとすばやく水分補給ができるという利点があるのだそうです

「なかでもスクリュータイプは少ないパーツで作られているため『手入れがしやすい』と特に女性の方に人気です。また、飲み口が広いため香りを感じやすく、コーヒーや紅茶を楽しみたいときにオススメです」