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ケータイマグに向かない飲み物は?コロナ禍の動向をサーモスに聞いてみた

暮らし

「安心感がある」意外な商機も

サーモス

THERMOSのアイテム群。左からスープジャー、タンブラー、今秋発売した蓋がなめらかに開く構造の真空断熱ケータイマグ、ベストセラーシリーズの真空断熱ケータイマグ

 確かに外出する機会が著しく減ったわけですから、このような結果には納得できます。さらに、冒頭でも触れたスターバックスなどのコーヒー店での利用停止が重ねれば、マイボトル、タンブラーを製造販売するメーカーとしては、大打撃を受けたのではないかとも思えます。

「確かにコーヒー店などでマイボトルやタンブラーでの利用停止もありましたが、その点はあまり影響を感じておらず、むしろ『自宅から飲み物を持っていく安心感』に対する支持は高まったのではないかと考えています。例えば、自宅で自分の好きな飲み物をボトルに入れて持ち歩けば、外出中どこかに立ち寄って飲み物を購入する必要がなく水分補給ができます。

 また、在宅時間が増え、そのお供としてタンブラーやマグカップを使われる方が増えたのも事実で、実際にコップタイプのタンブラーはコロナ禍で売り上げが伸長しました

ケータイマグに向かない飲み物は?

 ここで新たな疑問が。通常の飲料ではなく、家庭内での飲み物もマイボトル、タンブラーといった製品をそのまま使って良いのかどうか、ということです。

「マイボトルとしておなじみのサーモス真空断熱ケータイマグは、漏れる心配がなく、好きなドリンクをいつでもどこでもおいしく飲める製品です。持ち歩きを前提に開発しているので、軽量・コンパクトが特徴です。底まで手を入れてのお手入れができないため、サビの原因になるような塩分の多いスープなどは入れられません。またお茶の葉や果肉などは飲み口穴やすき間につまる可能性があるのでNGです

 スープなどを飲みたいときは、自宅はカップタイプのタンブラー、外に持っていくときはスープを入れられるスープジャーをお使いください。どの製品もステンレス製魔法びん構造の高い保温・保冷力でおいしい温度をキープします。

 また、弊社のタンブラーは真空断熱構造で氷を入れても融けにくく、また温かい飲み物の熱も冷めにくく飲み物の温度をキープするという利点があります。こういった利点から『家飲み』などでもお使いいただいた方が多く、これもタンブラーの支持が高まった要因ではないかと考えています」

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