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鳥貴族もチキンバーガー専門店をオープン。専門家もうなった絶品3選

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2)Lucky Rocky Chicken:シンプル&ヘルシーで食べごたえ抜群

Lucky Rocky Chicken

Lucky Rocky Chicken

 東京で最も長いアーケード商店街と言われる武蔵小山商店街パルムに、2021年5月にオープンした「Lucky Rocky Chicken」はバターミルクフライドチキンの専門店。アメリカではコンフォートフードとして親しまれているバターミルクフライドチキンがこちらの名物なのですが、それを使用したチキンバーガーも大人気です。

 バターミルクフライドチキン、聞き慣れないという人も多いのでは? 肉をバターミルク液にひと晩漬け込むことでうま味を凝縮し、柔らかい肉質を実現したフライドチキンで、こちらでは国産チキンのムネ肉を使用しています。

Lucky Rocky Chicken

フライドチキン(1ピース300円)

 まずはそのフライドチキンを単品(1ピース300円)でいただきます。小麦粉をベースに12種類のオリジナルスパイスをブレンドして作られた衣はカリッとした食感。丸みのあるやさしいスパイス風味で、香ばしさも感じます。ムネ肉とは思えないやわらかさで、しっとりとしていています。湧き水のようにあふれ出る肉汁がウレシイ。

スパイスと野菜の風味で美味しさをシンプルに演出

Lucky Rocky Chicken

「オリジナル」(500円)

 そして、このフライドチキンを使ったチキンバーガーは、一番人気の「オリジナル」(500円)を実食。

 自社工場で作ったというバンズは、表面がカリッと香ばしく、中はフワッとしていて、歯をあてただけで「これ、間違いなく美味いぞ!」と確信できる歯触りです。力を入れずとも、あれよあれよという間に歯がバンズに沈み込み、カリッと食感の衣と、しっとりソフトな肉が渾然一体になってくれます

 そしてたっぷりのキャベツと赤タマネギ。これがたまりません。シャキシャキ感がいい脇役になっています。そのほかピクルスの酸味、パクチーのクール感、そしてハラペーニョの辛味。それらをビネグレットドレッシングで和えているそうで、それぞれがバランスよく絶妙に絡み合います。

 チキンバーガーはソースやマヨネーズなどで味を豊かにすることもありますが、こちらのものはそれらを使用せず、スパイスや野菜特有の風味で美味しさを演出しています。このシンプルでヘルシーなところが人気の秘密なのかもしれません。余計な味に邪魔されることなく、チキンの美味しさを存分に楽しめるチキンバーガーです。

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