国が違っても性の悩みは万国共通

　韓国ユーザーから集まった性のお悩みへの回答を中心にユーチューブで発信しているのですが、国が違っても性の悩みは万国共通。男性器が小さくて自信が持てない、イクのが早い、中でイケない、傷つけない言い方でセックスを断りたい、彼氏の痛い手マンをやめさせたい、などなど。

　儒教の影響で韓国は禁欲の側面が強く、性の正しい情報を得られる場所がなかったそうです。例えば、韓国人女性は「男性に気軽に微笑んではいけない」と言われており、「3回目のデートまで笑顔を見せないですよ」という話も聞きました。そうした性に関する情報のニーズがあったためか、2020年2月現在、登録してくれた方は60万人近くになろうとしています。

　韓国で活動することで僕が日韓の問題のぶっかけ橋となり、国交の正常位化に少しでも貢献できればなと思っています。だって、韓国の女の子ってみんな可愛いし、食べ物もおいしいんだもん!!

今いちばんやりたいことは性教育

　今後、僕が取り組んでいきたい活動のひとつに性教育があります。そう思わせてくれたのは、某有名ユーチューバーさんとの動画のコラボでした。

　今まで啓蒙活動をしてきて、伝えられる層に限界を感じることもありましたが、その大人気ユーチューバーさんとコラボすることにより僕が声を大にしても届かなかった層に声が届き、たくさんの意見とありがとうを言われたのです。そのときに「やっぱりSNSってすごい。ユーチューバーさんって超すごい」と感動しました。

　僕は年に数回、お医者さんや助産師さんと組んで性教育のイベントや講演会に参加させていただいています。でも、お医者さんの言う話を若い人たちはなかなか聞きたがらないんです。