同窓会で再会した友人や元カノ・元カレと結婚…なんて素敵な話はよくありますが、再会したことで嫌な思いをしてしまう方も少なくないようです。今回は、同窓会で元カノと再会したために面倒事に巻き込まれそうになった男性のエピソードを紹介します。

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同窓会で数年ぶりの再会

　都内の外資系の会社で働く渡辺雄太郎さん（仮名・27歳）のもとに、あるとき高校時代の同窓会のお知らせが届きました。高校時代の友人たちとは数人を除き疎遠になっており、SNSなどでも繋がっていなかったため久々の再会を楽しみに参加することに決めたのです。

「高校を卒業して以来なので10年ぶりに会う友人もいて、とても楽しく過ごすことができました。ただ唯一気がかりだったのが元カノのRとの再会でした。彼女とは高校2年から大学2年まで付き合っていたんですが、大学が別々だったことから徐々に疎遠になって最後は好きな人ができたと振られてしまったんです。それから連絡を取っていないですし、今となってはもういい思い出ですが」

　そう思ってはいたものの、会場に着いて周囲を見渡すとRさんの姿は見えず、なんとなくホッとした渡辺さん。しかし友人たちと談笑していると、そのRさんが話しかけて来たのです。2人が別れたことやその経緯を知らない友人も多かったため、渡辺さんはその場の空気を悪くしないために気丈に振る舞います。Rさんも昔のような態度で接してくれたため、渡辺さんは一安心でした。

毎日のように送られてくるLINE

　同窓会の日は問題なくRさんとの再会を果たした渡辺さんでしたが、その翌日から困ったことが起きていました。それは同窓会のグループLINE内から渡辺さんの連絡先を入手したRさんが、渡辺さんに個人LINEを毎日のように送ってくることです。

※画像は取材をもとに編集部とライターで作成（以下同じ）

「最初は『久しぶり〜』みたいな雑談だったんですが、デートのお誘いとか復縁を促すような内容が増えてきて困っていました。実は僕には結婚を前提に付き合っている彼女がいるんです。それにRに対しては別れた時点から1ミリも未練がなかったので、今さらそんなことを言われても…という感じでした」

　今の彼女に不安を与えたくないという気持ちもあり、渡辺さんは上記のことをしっかりとRさんに伝えました。しかし気にしていないのか、伝えた後もRさんは毎日LINEを送ってきて渡辺さんは徐々にストレスを感じ始めます。