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彼女ができた途端に見下してきた友人…LINEで「長文謝罪」を送るまで

コラム

 恋人の有無でその人の価値が決まることはありませんが、自分に恋人がいないことを強く気にしてしまう人もいます。とくに恋人ができないまま大人になったことで、コンプレックスを感じてしまう人は少なくありません

マウントを取る友人

※画像はイメージです

 今回はそんなコンプレックスを抱えた友人を持つ男性のエピソードを紹介します。

年齢=彼女なしの友人

 坂口冬馬さん(仮名)は、某企業で営業職をしている25歳。中学2年生のときから1年だけ付き合っていた彼女がいましたが、その後、現在まで彼女はいません。また当時の彼女とは手をつなぐのが精一杯だったので、それ以上の経験もありませんでした。

「女性との関係がほぼないことに多少コンプレックスはありましたが、友人関係も仕事も順調なのでそこまで気にしていませんでした。それに同じような状況のKくんという友人もいたので、なんとなく安心していたというのもあります

 Kくんと坂口さんが出会ったのは大学2年の頃。共通の友人が開いた飲み会で初めて知り合い、話の流れでKさんからいわゆる「彼女いない歴=年齢」であると明かされます。似たような状況である坂口さんとKさんはすぐに打ち解け、現在まで仲のいい友人として付き合いが続いていました。

初めての彼女でコンプレックス解消か

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

 しかし、Kくんは中学生の頃であっても彼女がいた経験がある坂口さんを羨むような発言をすることがあり、彼女がいないことをひどく気にしている様子もありました。そういった発言をするKさんを元気づけようと飲みに誘ったり、遊びに連れだしたりすることも多かったそうです。しかしそんなKさんから、ある日驚きのLINEが届きます。

KくんからのLINEには『彼女ができた』って書いてあったんです。それを見たとき本当に嬉しくて、『おめでとう』という返信と話を聞きたいから飲もうと誘いました。これでKくんのコンプレックスが解消できたらいいなと純粋に思っていました」

 その後、2人で飲んで馴れ初めや相手のことを聞き、本当に幸せそうなKさんを見て坂口さんはとても嬉しくなりました。Kさんからは、彼女とデートに行ったことや言われて嬉しかったことなどの報告LINEが頻繁に届き、その浮かれ具合に坂口さんまでニヤニヤしていたと言います。

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