スマホが普及し、SNSやネットが手軽になった昨今ですが、楽しさの部分だけ使いたい人が増えているといいます。

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　そのため、わからないこがあったとしても目の前に調べるツールがあるのにすぐ人に聞く、自分で調べようとしないという人も。今回は、そんな調べない人にうんざりしてしまった男性のエピソードをご紹介します。

　小池直史さん（仮名・26歳）は、Webサイトの構築や運用などをする会社に入社して3年目。学生時代からネットやSNSについての興味が深く、周囲からも「ネットに詳しい人」という、なんともざっくりとした認識をされていました。

ネットに弱い年下の彼女

　そんな小池さんは、学生時代の後輩であるMさん（22歳）と最近付き合い始めたばかり。ネットに詳しい小池さんをMさんが頼りにし、スマホのことや家のネット環境のことについて色々と教えるうちに仲良くなり、ついに付き合うことになったのです。

「後輩の中でもMはとくにネットや機械に疎いタイプでしたね。だからそういうことに関しては、学生時代からよく聞かれていました。付き合ってからもそれは変わらず、とくにSNSに関してはよく使い方などを聞かれましたね」

　はじめの頃は色々と聞いてくるMさんを可愛らしいとも感じていた小池さん。しかし、ちょっとしたことでもすぐに聞いてくるMさんと接しているうち、「自分でも調べてほしい」という気持ちが芽生え始めました。

「本当にスマホでちょっと調べたらすぐに分かるようなことでも、絶対僕に聞いてくるんですよね。だから調べ方を何度も教えて、このくらいのことは自分で調べてねとお願いしたんですが、どうもそうする気はないみたいで…」