タスク管理できているかの「リトマス試験紙」は

　タスク管理は「プロジェクトの目的を把握し」「タスクを一覧化し」「優先順位とスケジュールをつけ」「こなす」という活動であり、理解や実践をするのに何年もかかるようなものではありません。これをやることが本当に自分にとっても周りにとっても重要だよね、と理解さえできれば、今この瞬間からでも大きく改善できます。

　そして、タスク管理をできているどうかのリトマス試験紙はとてもシンプルで、「リマインドされないこと」です。リマインドすることもされることもなく、サクサクとリズムよく、しかしお互いに情熱のほとばしりを感じるような、そんな仕事のやり方が広がっていくとよいなと心から思っています。

　どんなツールでもやり方でもいいのですが、タスク管理の本質を把握し、「絶対にリマインドされてなるものか」という強い気持ちで日々の仕事をこなしてみてくださいね。

＜TEXT／Zenyum Japan代表取締役社長　伊藤 祐＞