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職場でのタメ口、呼び捨てはアリ?今再注目のビジネス本に学ぶ

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ビジネスでは一定の距離感を

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Q:私はタメ口で人と話すのが苦手です。みんながタメ口で会話している中で「きみだけよそよそしい」と言われました。

岩瀬:丁寧語で問題ありません。とはいえ、自分が正しいと思っているからといって、それを人に押しつけるのはやりすぎです。敬語をしっかりマスターし、丁寧語で話す分には問題ないと思います。特に注意したいのは、逆のパターン。1人だけカジュアルすぎるのは絶対にNGです。

Q:派遣スタッフとの距離感がわかりません。仕事では近くにいてランチも一緒に行く仲ですが、プライベートの話は聞けません。

岩瀬:新しい要素が入ってきましたね。この場合、派遣スタッフさんとあなたとの関係は、「会社対会社」であることを忘れてはいけません。友人ではない立ち位置です。こちらが友人だと思っていても、相手はクライアントだから、取引先だから仕方なく合わせているというケースもあり、行きすぎるとパワハラやセクハラ問題に発展するケースも……。親しき仲にも礼儀ありで、一定の距離感を保つことを心がけましょう。

<TEXT/ライフネット生命株式会社創業者 岩瀬大輔>

ライフネット生命保険株式会社創業者。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げ、2013年より代表取締役社長、2018年6月より取締役会長に就任。著書は『入社1年目の教科書』『入社1年目の教科書 ワークブック』(ダイヤモンド社)など多数

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