“新・東京土産”に期待したい

東京五輪をもじった「東京五味ん」。開催されていたらヒットしたかも？（提供：テレビ東京）

――番組愛が伝わってきます（笑）。東京オリンピックが来年に延期、もしくはなくなる可能性もあります。インバウンド消費の減少も考えられるなかで、「新・東京土産プロジェクト」に対する不安はありませんか？

たくみ：もちろん開催されたら僕たちもうれしいですし、国全体が「オリンピックだ！」って盛り上がるとは思いますけど、仮になくなったとしても人気が出るだろうって商品は考えています。

　まだ販売には至っていないんですけど、たとえば僕が提案した「東京フォーク」と「東京スプーン」（「東京」と「TOKYO」の文字をモチーフとした食器）。これについては、オリンピックが終わっても売れてくれるんじゃないかと。普段使う食器のひとつとして、ロングセラーになってくれることを期待していますね。

視聴者がお金を払って出演者に

――番組では、森田さんのTシャツを購入した一般の方とのランチミーティングの模様も放送されています。視聴者との触れ合いは、ビジネスにも活かされそうですか？

森田：（芸人の3人に対して）メリットはあったよね？ 通常は僕らだけで考えているので、一般の方と接する意味はあったと思います。「こういう商品、どう思う？」って聞いたら、ちゃんと「こうやと思います」って参考になる意見もいただけましたし。

たくみ：この番組ぐらいですよ、視聴者も同じ気持ちになって考えてくれるのは。

東ブクロ：向こうも出演者みたいな感じだしね。しかもお金を払ってですからね、本当に新しい形ですよ。