突然ですが、約3600ある上場企業のうち、1300社以上で「株主優待制度」を導入していることをみなさんご存知でしょうか。

　株主優待制度の優待実施率も約36%にものぼり、安定株主の確保と、個人投資家を自社のファンにするのが導入企業の狙いと言われています。とりわけ外食企業では自社の食事券を優待品にするケースが多く、個人投資家からの人気が高いです。

Mr.FARMER新宿ミロード店。店内の女性比率が高かった

「株主優待券で外食」と聞くと、牛丼店やハンバーガショップに足繁く通う生活をイメージしがちですが、実はヘルシーメニューや、女子受け抜群のSNS映えメニューも株主優待券でしっかり堪能できます。今回はその実例を紹介したいと思います。

ヴィーガン野菜メニューを株主優待でいただく

　健康志向の高まりを受けて人気となっているのが、都内に4店舗を展開する「Mr.Farmer（ミスターファーマー）」。完全菜食主義である｢ヴィーガンメニュー｣や、小麦を使わない「グルテンフリーメニュー」を多数揃えており、店内を見渡すと女性客の比率が高いです。

　そんなお店の売りのひとつが、無料で飲めるウォーターバーです。果物や野菜のフレーバーがついたデトックスウォーターをセルフスタイルで利用できます。

SNS映えするMr.Farmerのウォーターバー。そのままインスタにアップできそうだ

　このウォーターサーバーがフォトジェニックということで、ちょっとした撮影ポイントとなっており、スマホで撮影する女性の姿も。インスタグラムのアプリを起動してハッシュタグ検索してみると、サラダの写真に交じって、なかなかの頻度でウォーターバーが登場しています。

　Mr.Farmerはサラダなどの野菜を使ったメニューが中心ですが、「それだけでは物足りない」という男性でもご安心を。チキンを使った高タンパク質メニューも株主優待で提供しています。ガッツリいただける満足メニューなので、インスタ女子に臆せず来店してほしいところ！

ハーブローストチキン（1／2）　キヌアのタブレサラダ添え（1890円