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転職で年収250万アップした30歳、転職活動わずか1週間ですんだ理由

学び

思い切ったチャレンジをするのも手

チャレンジ

 実績もスキルもない! という方は、前回の記事でも書きましたが、今から実績作りをすれば良いのです! この2つが備わっていたのなら、そもそも優秀だったから転職も年収アップもできたと思うかもしれません。年収アップの転職を叶えた求職者がみな、自信を持って転職活動を始めたと思いますか?

 実際はそうではありません。みなさんいずれも転職をしたいと思いながらも、本当に自分にできるかしらと不安を感じながら転職活動をスタートした方ばかりです。

 日系企業に勤務する営業職Bさん(27歳)は、過去に面接に行った企業で「(代理店営業の経験では)即戦力にならない」、あるいはエージェントからも「年収アップは難しい」と言われ、自信を失っていました。けれどどうしても諦めきれず、私のもとで転職活動を再開することにしたのです。

 そこで、お話をうかがってみると、社会人5年目ながら現職でしっかり実績を作っているように見えましたし、何より印象が良く仕事を任せたいと思えるような安心感がありました。

 以前とは違うエージェントに登録し。8社に応募したところ、書類通過率は100%、4社から内定獲得となりました。年収は550万円から735万円(ボーナス込みの想定年収)となり、転職から1年後にお話をうかがったところ想定年収は達成済みでした。

結果が出るまで行動する

転職

 実はBさんのように「過去転職活動がうまくいかなかった」、エージェントから「経歴が綺麗じゃない」「紹介できる案件はありません」と言われて、すっかり自信をなくし、転職活動を何年もストップしてしまう方は少なくありません。

 自分には無理かも……そんな想いを抱えながらも、再度転職にチャレンジした方はとても多いのです。最初から自信満々で年収アップを勝ち取った方ばかりではないということを知れば、勇気が湧きますよね。

 最初は思ったような結果が出ないかもしれません。けれど、1度や2度「年収アップは無理だ!」と言われたからといって諦める必要はありません。エージェントによっては得意・不得意分野があります。たまたまあなたの属性が、登録したエージェントが求める属性と一致しないことだってあります。

 期待する結果がでるまで行動すること!「私には無理だ」なんて言っている暇があったら、現職で実績を作る、職務経歴書を作成してみる、メンターに相談してみるなど、なんでも良いのでやってみることです。

<TEXT/キャリアメンター wami>

米国大学卒業後、金融業界にて4度の転職・海外勤務を経験。日系・外資系投資銀行にて11年間管理職として勤務した後、2017年キャリアメンターとして独立。通算400名以上の採用・育成・転職支援に関わっている。現在はオンライン転職サポートの「wami career」を運営。キャリアメンターとして転職支援と転職後のキャリア支援を行ない、これまでサポートした内定獲得者の9割が年収アップを実現。Twitter:@Wami_career

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