【ダイソーの最新「車で使える」スマホスタンド4選】どう違う？どれがおすすめ？
スマホは今やドライブの必需品。ナビや音楽、旅の記録を残しておくのにも便利だ。今回はそんなスマホを車で使うためのスタンドをダイソーの商品の中から4種購入、使い方や価格、どれくらい使えるのかを実際に試して検証してみた。おすすめのスマホスタンドは果たしてどれなのか？
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目次
ダイソーの「車で使える」スマホスタンド
左からスマホスタンド 安定ロックタイプ 110円（税込）、車載用スマホホルダー（エアコン吹出し口用）330円（税込）、スマホホルダー マグネット式 車内用 330円（税込）、
スマホスタンド 自在ネックタイプ 110円（税込）
今回購入した4商品はどれも車で使えるものばかり。100円で購入できるものから、ダイソーとしてはちょっとお高めの300円のものまで、車に取り付けて走行してみる。
※走行中、運転者がスマートフォンなどを操作することは法律で禁止されています。スマートフォンなどの操作は安全に停車してから行ってください。
粘着ゲルでくっつく「スマホスタンド 安定ロックタイプ」
スマホスタンド 安定ロックタイプ 110円（税込）
こちらは「スマホスタンド 安定ロックタイプ」。上下に接着面があり、車に貼り付けて使うタイプのスマホスタンドだ。価格は100円とかなりお安い。
接着面は粘着ゲルとなっており、貼ったり剥がしたりが可能。汚れて吸着力が落ちても水洗いをすれば回復する。車に接着するのは黒い粘着ゲル。
グレーの方にはスマホを装着する。
可動部分は球になっていてダイヤルで強さを調節する仕組み。これによって角度もしっかり固定できる。
早速、ダッシュボードの平らな部分に貼ってみたが、表面がザラザラしているため貼れてもすぐに剥がれてしまう。
ツルツルした場所に貼ってみたところ、しっかりくっついた。スマホを貼ってみるとこちらもピッタリくっつく。車を走らせても外れてしまうことはなかった。逆に剥がすのに力がいるくらいである。
車によって設置できる場所が限られてくるのが難点だが、貼り付けるだけで手軽に使うことができるスタンドだった。
室内でスマホスタンドとして使うのもありかもしれない。
ネックの長い「スマホスタンド 自在ネックタイプ」
スマホスタンド 自在ネックタイプ 110円（税込）
次に試したのは100円の「スマホスタンド 自在ネックタイプ」。上下に接着面があるのは先ほどの「スマホスタンド 安定ロックタイプ」と同じ。違いは商品名にある通り、自在に曲がるネックだ。
こちらも同じく黒い粘着ゲルを車に接着。
グレーの方にはスマホを接着する。
やはりダッシュボードは表面がザラザラしているので剥がれてしまった。
ツルツルとした場所に貼るとピッタリくっつけることができた。しかし、スマホの重みで画面が下向いてしまい操作がうまくできない。筆者の車ではこのスタンドはあまり使えないようだ。
せっかくなので、こちらは室内でスマホを立てるスタンドとして利用しようと思う。
エアコンに装着できる「車載用スマホホルダー（エアコン吹出し口用）」
車載用スマホホルダー（エアコン吹出し口用）330円（税込）
「車載用スマホホルダー（エアコン吹出し口用）」は名前の通り車のエアコンの吹き出し口に取り付けるタイプのスマホホルダー。300円とこの中では少し高額の商品だ。
裏面のクリップはつまみを回すことで閉じる。ここでエアコンの吹き出し口の羽根を挟んで使用。可動部分は球になっていて、ダイヤルで強さを調節できる。
取り付けるのはエアコンの吹き出し口の羽根。幅の広い羽根が取り付けやすい。あまりきつく閉めると羽根が折れそうなので気をつけたい。可動部分の角度を変える際も羽根に負荷がかからないよう注意が必要だ。
ボタンを押すことでホルダーが開き、スマホを設置できるようになっている。
ホルダーを閉めるとスマホがしっかり固定された。スマホの重さで羽根が閉じてしまったり、吹き出し口全体が覆われてしまったりするので、エアコンが効きにくくなってしまうのが少し気になる。安定性は問題なく、車を走らせてみても外れてしまうことはなかった。
車載用スマホホルダー（エアコン吹出し口用） 330円（税込）
イチオシのアイテム「スマホホルダー マグネット式 車内用」
スマホホルダー マグネット式 車内用 330円（税込）
今回試したスマホスタンドの中で筆者が一番使えると思ったのが「スマホホルダー マグネット式 車内用」。実は筆者が購入したダイソー店舗の売り場でもおすすめ商品としてディスプレイされていたのがこれだ。
こちらの接着部はゲルパッドプラス吸盤。
設置したいところに粘着部を貼り付けて、ストッパーを引き上げるとしっかりとくっつく。
可動部分は2カ所。どちらもダイヤルを締めて角度を調整する仕様。
スマホ装着部はマグネットになっている。
スマホ側に装着する金属プレートが2枚付属されている。スマホに直接貼れるシール付きのプレートと、ケースに挟み込んで使うプレートがあるので状況に合わせて選ぶことが可能だ。
今回筆者はケースに挟み込むタイプを使用。
車内で試すと、吸盤の効果かザラザラとしたダッシュボードにもピタッとくっつく。プレートとマグネットの間にケースがあるにも関わらず、スマホが外れることなくついている。角度も自在に動かせて走行中も倒れたりすることなく、かなり安定している。300円でこの使い勝手のよさはかなり優秀といえるのではないだろうか？
今回比べたものの中で筆者は「スマホホルダー マグネット式 車内用」がベストだと感じたが、車や予算、使い道によっても変わってくるかもしれない。自分にぴったりのスマホスタンドを見つけて欲しい。
＜文・撮影／ばくいぬぞう＞