スポーツジムでの日々のワークアウト。筋肉に強い刺激を入れて脂肪を燃焼する、理想の身体に近づけるために努力をしているでしょう。しかし、問題なのはそれに合わせた食事です。

※イメージです（以下同じ）

　ダイエットやボディメイクのためにトレーニングをしているわけですから無駄な栄養補給は避けたいですが、栄養不足になれば高いパフォーマンス下でワークアウトに取り掛かることはできません。今回はワークアウトの前後にどのような食事、栄養補給をするべきかをお話しします。

ワークアウト前の満腹感は毒

「腹が減っては戦ができぬ」。昔からある諺（ことわざ）で、物事に取り掛かる前に空腹感を作らないほうが良いという教えです。この言葉の全てが間違いではありませんが、ワークアウトに限ってはあまりおすすめできません。

　私たちの身体は補給した栄養を消化するために大幅な時間と大量のエネルギーを消費します。なるべく消化に集中するために自律神経は、一般的に「リラックス神経」と呼ばれる副交感神経が優位になるため、筋肉や体力を使って活動的になるときは逆効果になります。

　また、無理に運動をすると、消化能力が一気位低下して吐き気を起こす可能性もあるのです。ワークアウトの前にはなるべく満腹感を作らないように気をつけたほうが良いでしょう。