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映画監督・黒澤明が死去【25年前の今日の出来事】

学び

映画監督の黒澤明が脳卒中のため自宅で死去した。日本映画の黄金期を支えた巨匠の1人で、日本映画初の国際映画祭グランプリを獲得した〈羅生門〉や〈生きる〉〈七人の侍〉などの傑作を遺した「世界のクロサワ」の訃報(ふほう)は世界を駆け巡り、フランスのシラク大統領も追悼談話を発表した。

Q.黒澤明って誰?

1910年(明治43年)に東京で誕生。1936年(昭和11年)PCL映画製作所(後の東宝)に入社し、1943年(昭和18年)に〈姿三四郎〉デビューする。ベネチア国際映画祭グランプリを獲得した〈羅生門〉、カンヌ国際映画祭グランプリを獲得した〈影武者〉、〈七人の侍〉などの作品は海外での評価が高く、「世界のクロサワ」と多くのファンを欧米でも獲得した。映画人としては初の文化勲章を1985年(昭和60年)に受章。1990年(平成2年)には、米国アカデミー賞特別名誉賞を受賞。映画監督初の国民栄誉賞も受賞した。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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