ANAに限らずほとんどのエアラインが100Wh以下であれば制限なし、160Wh以上は持ち込み不可としています。中華系エアラインだけやや厳しいので、粗悪な中国製のモバイルバッテリーを警戒してのことかもしれません。

　実際、私もこのルールを知らず、誤って大きな容量のモバイルバッテリーを持ち込んでいたかもしれない!? と一瞬ヒヤッとしましたが、実際100Whとは2万7000mAh（＝27Ah）相当なので、市販の商品を買ってもまず超えることはないと考えて良いでしょう。

※中国では容量の分からないものは没収される確率が高いので注意してください。

容量の計算方法は？

　最新のiPhoneXSのバッテリー容量で2658mAhになるので、1万mAh以上あればフル充電で約3回充電できると考えて良いでしょう。

　容量が増えるとバッテリーも大きくなって持ち運びに不便なので私のおすすめは1万mAh前後です。この大きさだと比較的にコンパクトで持ち運びのストレスはなく、日本でも日常的に使うのに便利です。

おすすめのモバイルバッテリーはAnker

「Anker PowerCore 10000」（Anker）

　私が何度も買い替えをしているブランドがAnkerです。元Googleのエンジニア達が2011年に立ち上げたアメリカのメーカーで、世界中で人気があります。

　初めて購入した時から他の商品と比べ口コミ・レビュー評価が突出して高く、日本でも一番人気のブランドではないでしょうか。

　1万mAhの「Anker PowerCore 10000」はAmazonなどネット通販で3000円以下で購入できとってもリーズナブル。

　PCやタブレットにも使いたいという方には2倍の超大容量「Anker PowerCore 20100」もあって現在、4999円（執筆時点）となっています。