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累計で十数万基…“歌舞伎町ドリーム”を支える「シャンパンタワー職人」の裏側に迫る

ビジネス

口コミから依頼が殺到するように

Gotham

店内の装飾も引き受ける

 お花の提案をしていく中で、何か他にも提供できることはないかと思い浮かんだのが、当時少しずつ目にするようになっていたシャンパンタワーだった。

お花と合わせて、シャンパンタワー周りのお手伝いをまるっと請け負ったら喜んでくれるんじゃないかと思い、提案してみたことがきっかけです。同じ会社に頼むことでオペレーションの効率化も進みますし、イベントのコンセプトも汲み取った上でデザインの提案もしていたことも追い風となり、口コミから依頼が殺到しました」

「お客様に対してどんな付加価値を提供できるか?」を考える「ゴッサム」は、もともとの事業から派生して、シャンパンタワーなどと合うようなデザイン性のある「アートフラワー」事業や、シャンパンタワーで流す用のオリジナルシャンパンの作成も行っている

設置したタワーの総数は…

Gotham

残念ながら設計図は社外秘だった

 シャンパンタワーが設置されるまでの流れはどうなっているのか。

「お客様(お店)に発注をいただき、デザインなどの打ち合わせが完了したら当日までは特に大きな準備はありません。これまで累計で十数万基。1日に換算で数十基はシャンパンタワーを立てているので、弊社にはありとあらゆるパターンの設計図が保管されてるんです。そのため、注文が入るたびに細かい設計図を書くこともないんです」

 シャンパンタワーの設計図……どんなものか見てみたい気もするが、残念ながら社外秘だそうだ

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