細身の女性客が何度もお代わり

タレは全6種類。味変にはもってこいだ

　入店から20分ほどで、最初のセットは食べ終わった。大盛りのライスのおかげで腹は膨れてきたけど、まだ3分目ってとこだ。まだまだいけるので、ご飯の量を少し減らして、同じ種類の肉を300グラムおかわり。これが7時間も続くなんて……！

「豚カルビ」「バラカルビ」「ホルモン」を順番に焼き続いてパクパク。そんな調子で食い続けること1時間。さすがに味にも飽きてきて、満腹感を覚え始めた。ちょっと休憩しよう。焦っちゃいけない、なにせ残り6時間もあるのだ。

　ふと周囲のお客さんに視線をやると、俺と同じようにメガホセットを注文する方々が目に入った。どの方も一心不乱に肉を焼きまくっている。てっきり来店するのは男性客ばかりかと思っていたが、意外や細身の女性客が何度もお代わりしていた。1人焼肉を推奨するだけあって、性別に関係なく一人で食べまくりたい、という需要に応えているようだ。

もう限界だ!これ以上は食べられない

もう満腹。ごちそうさまでした

　味を変えながら楽しむために、サイドメニューのキムチと肉を一緒に食べてみたり、味噌ダレで焼いたりと、飽きがこないよう食べ進める。しかし、入店から2時間弱、胃袋が悲鳴をあげ始めた。うう、さすがに限界だ。これ以上は食べられない。

　結局食べられたのは、ライス×3杯、豚カルビ×4、牛カルビ×3、牛ホルモン×2で総重量は1キロオーバーだ。最後にレジでお会計。2170円を支払って店を後にした。ごちそうさまでした。

　こちらの「メガホセット」実施店舗は東京の「国立店」と、大阪の「難波なんさん通り店」の2店舗のみ。開催期日は7月末までなので、限界まで焼肉を楽しみたい人は、早めに足を運んでほしい。

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＜TEXT／永森龍太＞