「準える」の意味は「類似のものと比較して、仮にそれとみなす」

「なぞらえる」を辞書で引いてみると……。

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【準える（なぞらえる）】（出典：デジタル大辞泉）
1. ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす。擬する。なずらえる。
「人生を航海に―・える」
2. まねて作る。にせる。なずらえる。
「正倉院に―・えた造り」
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「なぞらえる」は、ある物事を似ているものと比較して例えるときに用いられます。たとえば、ニュース記事ではこんなふうに使われています。

＜直流送電か交流送電かを巡って争った19世紀後半の『電流戦争』になぞらえる＞（ロイター 2021年11月18日 脱炭素について）
＜若者が東京・秋葉原で人込みにトラックを暴走させ、さらに人々を刺傷させた2008年の事件になぞらえる人もいた＞（BBC News 2021年11月18日 京王線「ジョーカー」事件について）

　ひらがな表記で使われることが多い日本語ですが、漢字表記も覚えておきましょう。

＜TEXT／御手洗ココ＞