インナーに留まらず、小物から毛布に至るまでそのラインナップは多岐にわたるヒートテックシリーズ。言わずと知れた冬のユニクロの定番ですね。

ユニクロ道玄坂店　©tokyoimages

　2021年11月19日から29日まで開催されるユニクロ感謝祭ではヒートテックインナーも割引対象と発表されています（一部対象外あり）。とはいえ、バリエーション豊富でもあるので、いざ店頭に行っても何を買うべきか迷ってしまうかもしれません。

　そこで今回は、のべ4650人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタントであり、『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』（日本実業出版社）の著者の森井良行が「今冬買うべきヒートテック商品」を3点紹介します（価格は11月24日時点）。

白スニーカーを真冬に履くなら

ヒートテックパイルプレイティングソックス

　足下の冷えを解消する「ヒートテックパイルプレイティングソックス」（590円）のライトグレー色は、白いスニーカーを合わせる際、重宝しています。というのも定番の黒いソックスでは、白スニーカーが悪目立ちするからです。

　春夏はベリーショートソックスで素足履きできる白スニーカーも、これから冷え込む時期にはソックス選びで悩みますよね。それこそ真っ白のソックスは、おしゃれ上級者向けで、やや抵抗のある男性も多いのではないでしょうか。

　ソックスをアクセントにするコーディネートは、年齢と共にその難易度が高まります。また、ヒートテックのような機能ソックスに、気に入るデザインがあるとは限りません。若干ニュアンスが入った本商品こそが「ちょうど良い」と感じるはずです。この冬、足下を白スニーカーで明るくしたい人におすすめの一品です。

セーターを重ね着する時におすすめ

ヒートテックコットンクルーネックT

「ヒートテックコットンクルーネックT」（1290円）は、「肌に触れる側が綿100％」がウリ。化学繊維特有の肌さわりに苦手意識をお持ちの方に向けた商品ですね。

　私の所感では、こちらの商品はカットソーの位置づけとなりますが、ジャケットに合わせるには生地の厚みが物足りません。なので、首まわりと裾から生地をチラ見せさせるため、クルーネックセーターを重ね着するときに着ています。

　多少のこなれ感が必要ですが、機能下着とカットソーの役割を両立しているため、重ね着する際の枚数を減らした人におすすめしたいです。また、自宅でルームウェアとして着る分には、1枚で十分事足りますので、何枚あっても困らないと思います。