普段は節約していても、恋人へのクリスマスプレゼントは奮発するという人は少なくないはず。忙しいサラリーマンにとっては、彼女にアピールする重要なイベントとなるわけで、女性側も「自分がどれだけ大事にされているか」をチェックしているかもしれません。

画像はイメージです（以下同じ）

　そんななか、クリスマスに大失敗をして、恋人と破局した経験があるのが、都内某メーカー勤務の佐々木剛さん（仮名・29歳）。

彼女に隠れて参加した合コンで…

「二股だったんで、自業自得といえばそれまでなんですけどね」と淡々と振り返る佐々木さんが話すエピソードは2015年のこと。交際相手のうち1人は同僚のA子さん、もう一人は教員のB子さんがいました。

「A子が本命だったんですが、ケンカやマンネリもあってうまくいっていませんでした。そこで気晴らしに行った合コンでB子に出会ったんです。A子とB子は職種も遠いし、お互いが出くわすこともないと思い、デートもそこそこに告白したら付き合えたんです」

　佐々木さんの読み通り、全くバレることなく順調に二股交際は続いていきました。

クリスマスに2人プレゼントを贈る

「住んでる場所も年齢も違いますからね。あと俺が写真嫌いだったことも功を奏して、どちらかのSNSに載ることもありません。『適当にB子と遊んで、いずれA子と結婚しよう』と当時はゆるく考えていました。そう、あの年のクリスマスが来るまでは……」

　クリスマスの直前にヒアリングしたところ、A子さんにはネックレスを、B子さんには香水をリクエストされたといいます。

「もともとプレゼントには相手が欲しい物をあげたいほうなので、サプライズはしない主義。クリスマスも誕生日も事前のデートで一緒に下見するんです。この時もリクエストされたものをしっかり購入しておきました」