そいつどいつ市川刺身の後輩力

鬼越トマホーク坂井さん

なんぶ：あとは僕としては、編集が得意な人が来てほしい。常に募集はしてるんでお願いします！

坂井：編集もできて、芸人で、なおかつ高円寺っぽい……。

なんぶ：湘南パイプキャッツの望月（崇徳）です。

坂井：誰だよ、それ！ 個人的には世界後輩ランキング上位の、そいつどいつの市川刺身を超える後輩力を持った人材が現れてほしいね。最終的に可愛がる後輩って家が近い後輩。「高円寺チャンネル」を始めたことによって、以前よりもみんなで飯を食いに行く回数も増えたんで。あとはもう毎回俺らにごちそうしてくれるぐらいのレジェンドがね。

なんぶ：現状はチャンネルの収入まったくないですから。あ、パンサーの尾形（貴弘）さんは？

坂井：尾形さんは舌バカだからな。そういえば、尾形さんはサンデッキっていうサウナに入り浸って。自分の出演回で、手ごたえがあんまりだった『アメトーーク！』 をずっと見てるらしい（笑）。

なんぶ：最近、「まら」で、三四郎の小宮（浩信）さんにごちそうしていただいて。お店の人に「お会計は小宮さんがいただいています」って言われて、挨拶しにいこうと思ったら、もういないっていう。

高円寺はコントの町だった？

――ニューヨークと空気階段がキングオブコントの決勝に残っていて、もし王者が出たらさらに「高円寺チャンネル」の知名度があがりそうですね（取材は大会前日だったため、結果2組は準優勝、第3位だった）。

坂井：高円寺がコントの街になりつつあって。ご家族もいらっしゃるんでアレですけど、ファイナリストに公表してない高円寺民が結構いるんですよ。だから、高円寺から王者が出る確率は高いんですよ。

なんぶ：ファイナリストに残るだけでもすごいことですよ。

坂井：どっちかが優勝して懸念すべきことが、引っ越す可能性がありますね。だから俺らは心のなかで絶対優勝しないでほしいと思ってます（笑）。

――坂井さんと嶋佐さんは、例え売れても高円寺から引っ越さないという協定を結んでいたような。

坂井：いや、アイツはラジオとかね、ほかの媒体では「行雄が40も近いのに高円寺くるとかあり得ない」「俺は阿佐ヶ谷に行きたい」って言ってるんですよ！

なんぶ：こないだ現場が一緒だったときも言ってた！

坂井：嶋佐って嘘つけないからな。あと、もぐらも平気で人を裏切るじゃん。だからもう卒業したら卒コンはやろう。

――絆があるのかないのかわからないですね（笑）。

坂井：あるようでないのが、高円寺の良いところだな。引っ越したとしても「高円寺チャンネル」メンバーとして活動はしてもらうんで。

なんぶ：そもそも坂井さんも恵比寿から戻ってきてるし。

坂井：コロナが落ち着いたら、高円寺にルーツがあって地方に出したお店を巡る「高円寺チャンネル」の出張編なんかも撮りたいですね。