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【ダイソー】メスティンで男の簡単キャンプ飯|スパイスでネパール風本格チキンカレー!

暮らし

コロナ禍で注目を浴びた「おうちでメスティン料理」。そのまま食卓に出せて、ワイルドかつおしゃれ。いつものごはんに特別感が出て、仕事のストレスも解消されそうです。そこでこのシリーズでは、たった500円で手に入るダイソーのメスティンを使った「男の簡単キャンプ飯」を、誰でも作れる丁寧レシピでご紹介。世界の料理を食べ歩いてその食文化を発信する「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシがお届けします。


ネパール風本格チキンカレー

最近人気の料理のひとつに「スパイスカレー」がありますよね。ルーで作るものとは少し違うタイプのカレーですが、本来、カレーならそのほとんどがスパイス入りのはずなので、なんとなく妙なネーミングではありますが……。


ネパール風本格チキンカレー 皿にもる

ということで、今回は、スパイスカレーのひとつ「ネパールのチキンカレー」をメスティンで作ってみましょう。とっても少ない材料でさくっと作れるのがネパールのカレー。長粒米を炊いたらかなり本格的になりますよ!

材料|鶏肉と玉ねぎにトマトに調味料。あれば長粒米を!

鶏肉はもも肉をたっぷり150g。玉ねぎもたっぷり半分使います。パクチーは根っこの部分を煮込みに使って旨味をプラスします。


ネパール風本格チキンカレー 材料

【材料 1人分】

□鶏肉 150g(もも肉)

□植物油 大さじ1

□玉ねぎ(中) 2分の1個

□カレー粉 大さじ1

□プチトマト 6個(ざく切り)

□塩・胡椒 各小さじ4分の1

□チキンコンソメ 小さじ1

□パクチー 1株

□長粒米 4分の3合

□水 大さじ2(場合に応じて)

作り方|順番にメスティンに入れて煮込みます!

【1】
ご飯は炊いておきます。バスマティ米やタイ米など長粒米も、普段のお米と同じ方法で炊くことができますよ。


メスティンで米を炊く

【2】
玉ねぎを薄切り、プチトマトはざく切り、パクチーの根はみじん切りにしておきます。


玉ねぎを薄切り

玉ねぎは2mm位の薄めに。厚いと火が通りにくくなり時間がかかります。


プチトマトはざく切り

プチトマトはコロコロ転がるので、最初に輪切りにしておいて、あとからザクザクと包丁を入れていきます。


パクチーの根っこ

パクチーの根っこからいい香りが出るので、これはみじん切りにしておきます。葉のほうはざく切りに。

【3】
メスティンに植物油を入れて火にかけ、鶏肉を入れて中火で表面の色が変わるまで炒めます。


鶏肉を入れて中火で表面の色が変わるまで炒めます

【4】
カレー粉を入れて鶏肉全体に混ぜ、さらに鶏肉が茶色になるまで炒めます。


カレー粉を入れて鶏肉全体に混ぜ、さらに鶏肉が茶色になるまで炒めます

【5】
玉ねぎとパクチーの根を加えて蓋をして5分蒸し焼きにします。


玉ねぎとパクチーの根を加えて蓋をして5分蒸し焼きにします

玉ねぎが山盛りになっても、気にせず蓋で押して入れてしまいましょう。


玉ねぎがしんなりして、水分も出てきます

玉ねぎがしんなりして、水分も出てきます。

【6】
プチトマトを加えて蓋をしてさらに5分、蒸し煮にします。味を見て、塩・こしょうで味を整えます。


プチトマトを加えて蓋をしてさらに5分、蒸し煮にします

皿にご飯と完成したカレーを盛って、仕上げにパクチーをのせれば完成です!


ネパール風チキンカレー

【うんちく】カレー粉って優れもの!


カレー粉

カレーに必要なスパイスをミックスしたカレー粉が今回の味の決め手。どこのメーカーのものでもOKです。今回はS&Bのものを使いましたが、カレーに必須のターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、胡椒、赤唐辛子、ちんぴなど、30数種類のスパイスが配合されています。

  • カレー粉には必要な必須スパイスが入ってます。
  • S&Bのカレー粉は70数年前に発売された人気商品。
  • ポテサラに振ったり、肉じゃがに入れたり、味噌汁にちょっとなど、いろいろ使えます。
  • カレーの黄色はターメリックの色です。
  • 辛味くしたければ一味唐辛子を。

インドのカレーのように玉ねぎを長時間炒めるプロセスもなく、材料もそれほど多くないネパールのカレーは、かなり気軽に作れて本格派の味になるのでメスティンでの料理にもぴったり。これ、自宅でもたまに作りたくなる一品ですよ!

=====
次回はビーフジャーキーの炊き込み飯です。

<レシピ・文・撮影/石黒アツシ>

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フォトグラファー/ライター/フードコーディネーター/コンテンツコンサルタント。写真家・食事家・旅行家として、「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のローカルフードを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現してみなさんと共有して、できれば一緒に食べたいというのが、私のライフワークです。

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