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【ダイソー】メスティンで男の簡単キャンプ飯|ビーフジャーキーの炊き込み飯バター・スパイス風味

暮らし

コロナ禍で注目を浴びた「おうちでメスティン料理」。そのまま食卓に出せて、ワイルドかつおしゃれ。いつものごはんに特別感が出て、仕事のストレスも解消されそうです。そこでこのシリーズでは、たった500円で手に入るダイソーのメスティンを使った「男の簡単キャンプ飯」を、誰でも作れる丁寧レシピでご紹介。世界の料理を食べ歩いてその食文化を発信する「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシがお届けします。


ビーフジャーキーの炊き込み飯バター・スパイス風味

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今回メスティン料理のレシピを紹介するのは、「ビーフジャーキーの炊き込み飯バター・スパイス風味」です。「なんじゃそりゃ!」と思う人もいるかもしれませんが、これがなかなか旨くって、なおかつ相当簡単なのです。

ビーフジャーキーといえば定番のおつまみ。とくにバーボンとかに合いますよね。ちょっと裂いて口に入れて、固い干し肉の食感をもてあそんでいるうちに広がるあの香り。スパイスが効いていてピリっとして、噛んでいけばだんだん肉の旨味と相まって・・・。

ということで、これを飯といっしょに炊きこんでいく絶品キャンプ飯の作り方を紹介していきます!

材料|ビーフジャーキーがあればいつもの調味料だけでイケます!

さて、以前「おつまみのスルメイカが復活するイカ飯」のレシピを紹介しましたよね。あれは和風テイストでしたが、今回は洋風おつまみです。ビーフジャーキーに使われている味付けそのものをうまく利用して、米にいい味をつけていきますよ。味はスパイシーでメキシコ風かもしれません。合わせるのはグリーンピースです。


材料

【材料 1人分】

□ ビーフジャーキー 35g

□ 米 4分の3合

□ 水 150ml

□ グリンピース 大さじ2

□ バター 10g

□ しょうゆ 適量

□ チリパウダー 適量 (一味唐辛子でも)

今回は鶏ガラスープやコンソメなどの出汁系の調味料は使いません。ビーフジャーキーの旨さ頼みの味付けなんです。

使用するビーフジャーキーは、Tengu Brandの「発売当初から受け継ぐ伝統の醤油味」という『ビーフステーキジャーキー バイツ』のレギュラー味(ホットもあります)。食べやすい一口サイズになっているので、メスティン料理にもぴったりです。

作り方|メスティンに入れて「炊きこむ」だけ

【1】
メスティンに水と洗った米を入れて30分程浸水しておきます。ダイソーのメスティン(1合用)の場合は、内側の留め具の少し上が目安ですよ。


メスティンに水と米を入れる

【2】
メスティンに一口大に切ったビーフジャーキーを並べて蓋をして中火にかけ、ぐつぐつとしっかり音がしたら弱火にして10分間炊きます。


メスティンに一口大に切ったビーフジャーキーを並べる

こちらが炊きあがった状態。ビーフジャーキーがふっくらとしてきていますよね。


炊きあがった状態

【3】
蓋を開けて、すぐにグリンピースとバターを入れてしょうゆをさっと回しかけてすぐにふたを閉めてます。


グリンピースとバターを入れてしょうゆをさっと回しかけ

布にくるんで10分間放置します。


布にくるんで10分間放置

【4】
蒸らしが完了したら、皿に盛ってチリパウダーを振りかけて出来上がり!


ビーフジャーキーの炊き込み飯バター・スパイス風味

かなり簡単ですがスパイシーで旨い! 炊きこまれたビーフジャーキーは柔らかくふっくらとして、ご飯と一緒に楽しめる食感になっています。グリンピースのおかげでジャンクさが緩和されて、なんとなくホッとしますよね!

【うんちく】ビーフジャーキーの味付けがすごい

ビーフジャーキー

  • テング ビーフステーキジャーキー バイツの原材料を見ると「しょうゆ、砂糖、食塩、胡椒、オニオン末、ガーリック末、しょうが」が入っていることがわかります。これだけ多くのものが使われているのだから、スパイシーなすき焼きみたいと表現してもいいかもしれませんよね。
  • ビーフジャーキーの味付けにしょうゆが使われているのは、日本のマーケットが意識されているからだそうです。
  • 牛肉の他に、馬肉、豚肉、鶏肉、サーモンなどもジャーキーにされて食されています。そういえばオーストラリアのお土産でカンガルーのジャーキーをもらったこともありました。

というわけで、コンビニでも手軽に手に入る材料だけでできるので、キャンプに向かう道すがら思い出したら、ぜひトライしてみてください。

=====
次回は鮭のちゃんちゃん焼きです。

<レシピ・文・撮影/石黒アツシ>

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フォトグラファー/ライター/フードコーディネーター/コンテンツコンサルタント。写真家・食事家・旅行家として、「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のローカルフードを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現してみなさんと共有して、できれば一緒に食べたいというのが、私のライフワークです。

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