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【ダイソー】メスティンで男の簡単キャンプ飯|トマトとベーコンの炊き込みごはん編

暮らし

コロナ禍で注目を浴びた「おうちでメスティン料理」。そのまま食卓に出せて、ワイルドかつおしゃれ。いつものごはんに特別感が出て、仕事のストレスも解消されそうです。そこでこのシリーズでは、たった500円で手に入るダイソーのメスティンを使った「男の簡単キャンプ飯」を、誰でも作れる丁寧レシピでご紹介。世界の料理を食べ歩いてその食文化を発信する「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシがお届けします。

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第1弾は「トマトとベーコンの炊き込みごはん」です。それではさっそく、材料と作り方を紹介していきましょう。

材料|プチトマトとベーコンと米に調味料5つ

トマトの旨味にベーコンの肉系の旨味を足してさらに旨味アップします。スモークされた香りもプラスして食欲を刺激します。

【材料 1人分】

□ プチトマト 6個
直径15mm位のもの。もしもう少し大きな直径3mm位のものを使うなら3個で。

□ベーコン 80g
塊で買っても良し、ダイス型に切ってあるのでもOK。

□ 米 4分の3合
米用の1合(180ml)の計量カップならだいたい4分の1量でメモリがついてます。普通の計量カップなら135mlになります。

□ 水 150ml
顆粒コンソメ 小さじ2分の1。 チキンコンソメでOKです。キューブのなら潰した状態でその半分です。

□ しょうゆ 小さじ2分の1

□ バジル(乾燥) 小さじ2分の1
トマトを使った料理にはオレガノも合います。いろいろ入っているイタリアンハーブミックスでもOKです。

□ バター 10g

□ こしょう 少々
あれば粗挽きの黒コショウで。

作り方|下準備ができたら10分炊いて15分蒸らし

トマトとベーコンを切り、メスティンを火にかけ沸騰から10分炊きましょう。火からおろして15分蒸らしておけば出来上がり。準備から完成までトータルで40分位。蒸らしている時間を使って、サラダを作ったりドリンクを用意したりすればあっという間です。

トマトの下準備

【1】

・プチトマトは、あとで潰して食べやすいように、てっぺんに×になるように5mm位の長さ、2mm位の深さの切れ目を入れておく。

・ベーコンは8mm位のダイス型に切っておく。

・米は水に入れて手でかき混ぜ洗っておく。

【2】米、水、顆粒コンソメ、しょうゆをメスティンに入れて軽く混ぜる。

メスティンに材料を入れる

【3】2の上にベーコンを置き、プチトマトを並べて乾燥バジルを振る。

【4】強火にかけて沸騰したら弱火にして10分炊き、火を止めて15分蒸らす。

【5】蓋を開けて、バターをのせ、コショウを振る。

トマトとベーコンの炊き込みごはん

おすすめオプション

トマトとベーコンの炊き込みごはん皿盛り

トマトにベーコン、バジルという組み合わせはかなりイタリアン。米を使うのでリゾットと言ってもいいかもしれません。以下のようなプラスアルファのアイデアでもっと楽しくなりますよ。

  • ●火を止めたらふたを開けてとろけるチーズをのせて蓋を戻して蒸すと、よりイタリアンに濃厚さが増します。
  • ●ピザに必須のホットソース(タバスコ)や唐辛子のフレークを、食べる直前にかけるのもよし。
  • ●ベーコンの代わりに、ソーセージを切って使っても。
  • レタスに包んで食べても旨そう。

これ以外にもいろいろ試してみてください。基本を押さえれば、料理は自由! です。

【うんちく】トマトの旨味の秘密

うんちくを知れば飯はもっとうまくなる! 今回はトマトにフォーカスします。

  • トマトは南米原産の野菜で、ヨーロッパに伝わって16世紀には観賞用として広まったが、食べるようになったのは18世紀のこと。ピザのトマトソースだって、300年くらいの歴史ということになります。ちなみに、日本で食べられるようになったのはさら最近で明治時代だそうです。
  • トマトの旨味成分は「グルタミン酸」で、日本では昆布の旨味でもおなじみ。野菜のなかではグンを抜いて旨味が含まれていて、熟せば熟すほど含有量が増加します。
  • 炊飯器に丸ごとトマトを入れて炊く「トマト炊き込みごはん」は、そのビジュアルのインパクトもあって、日本の定番レシピになってきました。今回はメスティンの大きさに合わせてプチトマトを使いました。

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次回は「牛肉のビール煮込み」です。

<レシピ・文・撮影/石黒アツシ>

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フォトグラファー/ライター/フードコーディネーター/コンテンツコンサルタント。写真家・食事家・旅行家として、「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のローカルフードを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現してみなさんと共有して、できれば一緒に食べたいというのが、私のライフワークです。

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