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【ダイソー】メスティンで男の簡単キャンプ飯|手軽に作れる「シャクシュカ」で朝飯を

コラム

コロナ禍で注目を浴びた「おうちでメスティン料理」。そのまま食卓に出せて、ワイルドかつおしゃれ。いつものごはんに特別感が出て、仕事のストレスも解消されそうです。そこでこのシリーズでは、たった500円で手に入るダイソーのメスティンを使った「男の簡単キャンプ飯」を、誰でも作れる丁寧レシピでご紹介。世界の料理を食べ歩いてその食文化を発信する「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシがお届けします。

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地中海東南岸でよく食べられる料理「シャクシュカ」

「シャクシュカ」は玉ねぎなどの野菜を炒めて、トマトを加えて煮込み、たまごを落として作る料理。いくつかのスパイスを使って、ほんのりエキゾチックに仕上げます。地中海東南岸の国々でよく食べられていて、バリエーションもいろいろあるようです。「シャクシュカ」は手軽に作れるので朝飯にちょうどいいんですよね。

たまごは2個でちょうどいい量

シャクシュカ 材料

たまごは2個使います。オレガノはトマト料理によく合うハーブ。パプリカパウダーは日本で食べる種類とはちょっと違う長めのパプリカを乾燥させたものです。クミンを使うことで、異国感がばっちりプラスされますよ。

  • 材料
  • たまご 2個   
  • チョリソー 2本   
  • トマト缶(ホール)1/2    200g
  • ピーマン 1個   
  • 赤ピーマン 1個   
  • 玉ねぎ 1/2個(約60g)
  • ニンニク 1かけ   
  • オレガノ(乾燥)小さじ1/2   
  • パプリカ(粉)小さじ1   
  • クミン(粉)小さじ1/2   
  • 塩 小さじ1/4   
  • 黒こしょう 適量   
  • オリーブオイル 大さじ1   
  • パセリ 適量   

【下準備】しっかり水分を飛ばすのがポイント!

トマトの缶詰はハサミでカットします
  • トマトの缶詰はハサミでカットします。初めからカットされてあるものでもOK
  • ピーマン、赤ピーマン、玉ねぎを3mm角位に切っておきます。食感を楽しむため、細かくしすぎないよう注意
  • ニンニクはみじん切りに

ステップ【1】

メスティンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、チョリソー全体に焼き色がつくように動かしながら焼きます

メスティンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、チョリソー全体に焼き色がつくように動かしながら焼きます。焼き上がったら、メスティンの蓋に取り出しておきましょう。

ステップ【2】

玉ねぎとピーマンを加えてよく炒めます

中火のままニンニクを入れ、香りが出たら玉ねぎとピーマンを加えてよく炒めます。水分を飛ばすように炒めるのがポイント!

ステップ【3】

オレガノ、パプリカ粉、クミン、塩・こしょうを入れて、香りがしっかり出るまで炒めます

オレガノ、パプリカパウダー、クミン、塩・こしょうを入れて、香りがしっかり出るまで炒めます。

ステップ【4】

トマト缶を加えて沸騰させ、とろみが出るまで水分を飛ばしながら5分ほど煮詰めましょう

トマト缶を加えて沸騰させ、とろみが出るまで水分を飛ばしながら5分ほど煮詰めましょう。

ステップ【5】

チョリソーを上にのせ、たまごを入れるくぼみを作って割り入れます

チョリソーを上にのせ、たまごを入れるくぼみを作って割り入れます。蓋をしてたまごがトロリとするまで3分ほど熱したら、5分くらい放置。

ステップ【6】

完成! お好みでパセリを振ります

お好みでパセリを振ります。

フォカッチャとスープを合わせれば、完璧な朝飯の完成です。

たまごはこんな感じの半熟に

たまごはこんな感じの半熟に。

チョリソーから出るスモーキーな香り

チョリソーから出るスモーキーな香りが、味全体をおいしく引き立ててくれます。

シャクシュカのうんちく!

  • 「シャクシュカ」はアラビア語で「ごちゃまぜ」という意味なので、混ぜながら食べるのが正解です。
  • トルコ、リビア、モロッコ、チュニジア、アルジェリア、イエメンがそれぞれ元祖だとするといった諸説があるようです。
  • 発酵レモン、羊のチーズ、オリーブ、ハリッサ(唐辛子のペースト)などを使うバリエーションもあるそうです。

朝食で「シャクシュカ」を食べておけば、その日の午前中はばっちりだと思います。

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<レシピ・文・撮影/石黒アツシ>

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フォトグラファー/ライター/フードコーディネーター/コンテンツコンサルタント。写真家・食事家・旅行家として、「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のローカルフードを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現してみなさんと共有して、できれば一緒に食べたいというのが、私のライフワークです。

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