【ダイソー】メスティンで男の簡単キャンプ飯|牛肉の黒ビール煮込み編
コロナ禍で注目を浴びた「おうちでメスティン料理」。そのまま食卓に出せて、ワイルドかつおしゃれ。いつものごはんに特別感が出て、仕事のストレスも解消されそうです。そこでこのシリーズでは、たった500円で手に入るダイソーのメスティンを使った「男の簡単キャンプ飯」を、誰でも作れる丁寧レシピでご紹介。世界の料理を食べ歩いてその食文化を発信する「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシがお届けします。
>>こんな山奥まで!?北海道でキャンプした26歳男性に、Amazonの荷物が届いてビックリ第2弾は「牛肉の黒ビール煮込み」で、たっぷりの旨味溢れる牛肉を食べます!
材料|牛肉200g、玉ねぎ、黒ビールに調味料は5つだけ
【材料 1人分】
□牛肉 200g 1cmの角切り
シチュー・カレー用のカットしてあるものでOKです。塊のもも肉なら自分でカットします。
□玉ねぎ(中) 4分の1個 薄切り
薄切りにしておきます。1mmから2mm位の厚さにします。
□黒ビール 1本 150㏄
□小麦粉 小さじ2分の1
□塩・こしょう 各少々
□植物油 大さじ1
□トマトペースト 18g
18gのレトルトパック入りのものが6つ箱に入っているものを使いました。使い切りで便利です。
□顆粒コンソメ 小さじ2分の1 キューブなら4分の1個分を指で崩します。
□オプション:パセリ等の緑の野菜 適量
作り方|30分漬けて炒めたら20分煮込む
黒ビールは普通のラガーと比較すると苦味も甘みも強くていい味に仕上がります。それに肉を軟らかくしてくれるので、漬け込んでおくことで20分も煮込めば柔らかくなるのです。完成までの所要時間は1時間くらい。煮込みの途中で蓋から吹き出ることがあるので注意しましょう。
【1】プラスチックの袋に牛肉と塩と胡椒を入れて揉みこみ、黒ビール大さじ2を入れて30分以上漬けておきます。
【2】牛肉を取り出し、全体に小麦粉をまぶします。小麦粉は後でちょっとしたとろみになります。(つけ汁は使いません)
【3】メスティンに植物油を入れて中火にかけ、温まったら玉ねぎを入れて透明になるまで炒めます。
【4】牛肉を加えて玉ねぎと合わせ、たまにかき混ぜつつ、牛肉の表面にうっすら焼き色がつくまで中火で焼きます。肉はあまり動かさないほうが焼き色がつきます。この後煮込むので、中まで火が通っていない状態でOKです。
【5】トマトペーストと顆粒コンソメを入れて。
【6】黒ビールをメスティンの際の1cmくらい下まで注いで全体を混ぜます。
【7】沸騰したら蓋をして、弱火にして20分煮込みます。
【8】蓋をあけてかき混ぜてから、もう一度蓋をして10分放置したら出来上がり。
おすすめオプション
パンに浸みこんだソースでパンが肉になる! とまでは言いませんが、やっぱりパンに合います。
パセリを散らすと、色合いが鮮やかに。小さめに切ったインゲンやブロッコリーなど緑の野菜なら、煮込む際に入れてしまってもいいと思います。
【うんちく】黒ビールのうまさの秘密とこの料理が食べられている国
うんちくを知れば飯はもっとうまくなる。今回は黒ビールとこの料理が食べられている国についてです。
- 黒ビールが黒いのは、材料の麦芽をしっかり焙煎しているから。焙煎でしっかりと焦げるまで火を入れるので、独特の苦さ、甘味、コクが生まれます。
- 本場のうまい黒ビールがあるのはイギリスやアイルランド、ドイツなどのヨーロッパの国々。とくにアイルランドのギネスは有名です。
- 牛肉の黒ビール煮込みは「牛肉のギネス煮込み」とも言われているように、アイルランドのみなさんの国民食ともいえる料理です。
=====
次回は「おつまみのイカが復活するイカ飯」です。
<レシピ・文・撮影/石黒アツシ>
あわせて読みたい >>1人ぼっちの「ソロキャンプ」に元キャバ嬢が挑戦。これって最高の贅沢では…? >>東京から千葉に移住した会社員「250坪の庭でキャンプ三昧」の優雅な生活