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彼氏とその母からしつこい宗教勧誘。大ゲンカの末、泥沼破局するまで

コラム

 価値観の違いにより男女の関係がこじれてしまうのはよくある話です。個人の趣味嗜好はさておいても、宗教の問題は実家の事情が絡んでくるという意味で、かなり根深いものではないでしょうか

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※画像はイメージです(以下、同じ)

 船川千絵さん(仮名・22歳)がそんなトラブルに遭ったのは、華やかな芸能界を目指してはるばる上京してきた10代の頃、当時通っていた音楽関係の専門学校でのことでした。

同棲相手から告白されたこと

 問題の彼、純司さん(仮名)と出会った当初の印象は「穏やかな人」

「基本、優しい性格でめったに怒らない感じでしたね。今思えば、ちょっと変わってるところもあって……すごく涙もろかったんですよ。たとえばテレビ番組で不幸な生い立ちの人が取り上げられたり、動物が死ぬ場面を見ただけで泣いていました

 私はあんまり感情移入しないほうなので、すごい優しい人なんだなと思って付き合い始めました。専門学校2年生の頃には一緒に暮らすことになったんです」

 純司君の人柄に好印象を抱いていたという船川さん。知り合って1年足らずで同棲ですが、その後、宗教のことを打ち明けられたといいます。

「実家が宗教やっています」と号泣

宗教

「あるとき、いきなりお守りみたいな物を見せてきたかと思えば、号泣しながら『実家が宗教をやっています』って。私自身は無宗教だったので、勧誘されても、やんわり断ってきました。

 でも、毎朝2人で仏壇みたいな箱の前でお祈りしていた時期もありましたね。それくらいはいいかなって。一緒に何かできることが嬉しくて、そのときは宗教そのものに嫌な気持ちもありませんでした」

 付き合いたての頃は幸せだったと振り返る船川さん。ところが問題は彼の実家にあったようです……。

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