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歓迎会の「証拠写真」を求める“束縛系”彼女。それでも破局しないワケは

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 カップルがうまくやるために最も必要な物といえば、お互いの信頼関係ではないでしょうか。特に彼氏、彼女どちらかの生活が大きく変わるタイミングは、すれ違いやトラブルが起きやすいと思われます

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※イメージです(以下同じ)

 岡山県でコンビニエンスストアのアルバイトと家業のアパート経営に携わっている大木康太さん(仮名・25歳)。長年付き合っている彼女は、彼を信頼するために「かなりの束縛」をするタイプだとか。そんな束縛のなかでも最も衝撃を受けたケースを振り返ってもらいました。

 大木さんと彼女が付き合い始めたのは大学2年生の頃。他大学の1つ上の先輩で一足先に看護師として社会人デビューした彼女は、かなりのしっかり者で当初頃から、引っ張ってもらっていたそうです。

学生時代からの1歳年上の彼女

「僕はちょっと抜けている部分が多いので、勉強や就職活動などいろいろと手伝ってもらっていましたね。周囲からは彼氏と彼女というよりも、姉と弟にみたいに見られることが多かったです(笑)」

 大木さんが留年してしまったときや、就職先に大手企業ではなく、ベンチャー企業を志望した際も快く応援してくれたといいます

「僕はとにかく迷うことが多く、その結果、他人とちょっと変わった選択をする傾向があるんです。あまり他人に理解されることはないんですけど、彼女は受け入れてくれることが多いですね。もちろん、あまりに突拍子もないことには釘を刺されることもありますが(笑)」

 とても頼りになる姉御肌の彼女でうらやましい限り……。しかし、「男女関係」については耐えきれない束縛があるとのこと。なかでも大木さんの印象に残っているのは、新卒入社して半年ほど経ったときに会社全体で開催してくれた歓迎会だそうです。

新人歓迎会を開いた先輩たちを撮影

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「それまでも個人的な飲み会の誘いはあったんですが、ほとんど断っていたんです。理由は彼女がかなり不機嫌になるのと、飲んでいる最中に確認の電話がかかってくるから。かなりフレンドリーな先輩方ばかりだったので、気にされることはないと思うんですけど」

 それでも自分の歓迎会であれば出席は必須。彼女の了承も得られると大木さんも考えていました。ただ、彼女からは歓迎会に行くために「出席者の顔写真を撮影する」という条件を突き付けられたといいます。

「出席者は先輩、上司で役員もいましたから、さすがに失礼すぎると思い反論したのですが、全く受け付けてくれなくて……。結局、条件を飲んで歓迎会に出席することに。けれどなかなか言い出せずに、結局1時間くらい経ってしまったんです」

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