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歓迎会の「証拠写真」を求める“束縛系”彼女。それでも破局しないワケは

飲み会でも彼女からLINEが届く

 すると、彼女から電話で写真の要求が。その様子を先輩に見つかり、説明せざるを得ない状況になったといいます。結局、役員を含めた出席者のほとんどが大木さんと彼女の関係を知っていたこともあり、記念撮影風で快く写真を撮らせてくれました。

「職場が良い人たちばかりで、しかも女性がほとんどいなかったので本当に助かりました。ただ、飲み会中も彼女から『まだ帰ってこないの?』『本当に職場の人だけ?』と疑うLINEが送られてくるので気が気ではなかったです。正直、全然酔えませんでしたね」

 当然、1次会で帰宅することに。さすがの大木さんもその時ばかりは、主役不在で向かう先輩たちを少し羨ましいと思ったそうです。大木さんは新卒入社した会社を約1年で退社。現在は岡山県で祖母が経営していたアパートの管理と、近くのコンビニエンスストアのアルバイトで生活しています。

引っ越ししても関係は変わらない

職場

「一人暮らししている祖母が体調を崩してしまったので、その介護と手伝いをするために退職しました。せっかく入社させてもらった会社をすぐに辞めるのは抵抗がありましたが、アパートの管理は誰かがやらなければならないですから。管理だけでも生活はできますが、人とのコミュニケーションがほとんどないので、アルバイトもやっています」

 退職、地方への引っ越しは2人にとっても大きな転機ですが、彼女とは今も恋人のままだそうです。

正直、別れを切り出されても仕方がないと覚悟していましたが、遠距離恋愛を続けられています。たまに東京に帰ったときは、必ず会いますね。もしかしたら、出会いどころか飲み会すらほとんどない今の僕のほうが、彼女は安心できるのかもしれません(笑)」

 信頼関係の築き方は人それぞれ。他人がどう感じようと、本人たちが関係を続けられているのであれば、それが正解なのではないでしょうか。

<TEXT/藤冨広之 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

WEBコンテンツ制作会社「もっとグッド」代表取締役。ライター集団「ライティングパートナーズ」の主宰も務める。オウンドメディアのコンサルティングのほか、ビジネス・社会分野のライターとしても活動

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