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マッチングアプリで出会った女性と初デート。まさかの事態で気まずい雰囲気に…

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 出会いのきっかけとして普及しつつあるマッチングアプリ。出会うまではチャットでしかやりとりせず、初デートが初対面なんてこともよくあります

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※イメージです()以下同じ)

 だからこそ、男性も女性もより一層気合いを入れて臨むのですが、時には意外なトラブルで台無しになってしまうことも。フリーランスの動画編集者の瀬戸仁昭さん(仮名・30歳)は、2020年12月にマッチングアプリを始めて、翌年の1月中旬頃に東京のとある居酒屋で、2週間近くやりとりしていた女性と会う約束を交わしました。

コロナ禍での初デートに気を遣った

「こんなご時世ですから、直接会うのも大変です。コロナ対策として換気とお店の広さ、もちろん雰囲気とか料理とか色々と検討して選びました。これまでも何度かアプリ経由で女性とお食事したこともありますが、間違いなく最も気を使いましたね」

 集合場所は飲み屋街がすぐ近くにある上野駅でしたが、コロナ禍で休業しているお店も多く、選択肢はあまり多くはなかったといいます。そのなかでも、人通りが少ない路地にある広めの居酒屋を予約しました

「スタートは17時で19時には別れる予定でした。さすがに2軒目に誘える雰囲気ではないですし、お店を探すのも大変なので……。短い時間でどれだけ親睦を深められるか。気合いが入っていましたよ」

隣の席もまさかのマッチングアプリ

マッチングアプリ

 待ち合わせていた女性はとても好みのタイプで、さらに気合いを入れた瀬戸さん。ただ居酒屋に入った途端、いきなり思惑が外れて戸惑ってしまいました。

「意外に人が多かったんですよ。ソーシャルディスタンスを保っているとはいえ、すでに予約席以外は埋まっていたと思います。私たちも人のことは言えないんですが、『大丈夫か?』と少し不安になりましたね

 一応、女性にも確認したところ「大丈夫」という返事だったので、そのまま着席することに。乾杯してしばらくは楽しく会話していたのですが、ふと隣の席のカップルが気になり始めたといいます。

マッチングアプリで初めて会ったときの会話って分かるんですよね。『趣味はなんですか?』とか、『仕事はどんなことしているんですか?』とか、『ほかの人と会いましたか?』など。僕たちもそんなやりとりをしていたんですが、それと全く同じ会話が横の席から聞こえてきたのです」

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